デジタル技術を活用した
防災教育の実践事例
事例 08
第二章 判断力・対応力を養う技術

揺れと映像でリアルな地震を疑似体験
VRで学ぶ地震の揺れ体験

実践者

柏崎市の市民・学校・企業等

揺れと映像でリアルな地震を疑似体験
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このデジタル技術のココがすごい!


振動台とVRで地震を再現

 緊急地震速報後の短時間で身を守ることの難しさを理解し、教室内で物が倒れる様子や机が振れる動きを視覚的に体感することで具体的な危険回避行動を説明できる ようにすることを目標とした防災教育プログラムです。

振動台とVRで地震を再現

デジタル技術提供団体:
新潟工科大学 工学部建築都市学系
建築振動研究室(涌井准教授)

社会へ伝えたいメッセージ


 災害への備えは知識だけでなく体験を通して理解することが重要です。VRや振動体験を通じて災害を自分事として考える機会を提供し、実際の災害時に適切な行動をとるための防災意識を育てていくことが重要です。

デジタル技術を活用した
背景

振動台を活用した防災教育の蓄積を活かす。
VR技術を加えてさらなる進化を目指した。

 本取組は、大学が所有する振動台を使った地震体験型の防災教育の蓄積の延長として実施しました。従来から振動台の揺れと映像を組み合わせた学習を行い、防災教育としての効果検証を重ねてきました。こうした取組を踏まえ、さらに没入感を高めるためVR 技術を導入し、教室空間を再現した仮想環境で地震発生時の状況を体験できるコンテンツを開発しました。本コンテンツは学生の卒業研究として制作され、振動台の揺れとVR 映像を掛け合わせることで、より現実に近い体験を提供する試みです。

デジタル技術の活用で得られた
教育効果

VRと振動台による地震体験で、
防災行動への意識が向上した。

 VRと振動台を組み合わせた体験では、教室内で地震が起きた状況を疑似的に再現できます。緊急地震速報が鳴ってから机の下に潜るまでの判断行動がいかに難しいかを、児童がその場で実感する場面が見られました。体験後のアンケートでは、VRを装着した参加者から映像の内容に触れた記述が多く、没入感の高さがうかがえます。映像内の物の発生挙動に触れた記述が多く、避難行動の重要性や地震時の対応について具体的に考える回答が見られました。こうした体験型の学習は、防災を自分の行動として考えるきっかけになると感じています。

体験型防災教育プログラム
振動台で地震の揺れを体験

デジタル技術の概要

 VR映像と振動台を組み合わせた体験型防災教育プログラムです。教室空間を再現したVR映像を見ながら振動台で地震の揺れを体験することで、物の転倒や机の振動などを疑似的に体験し、地震発生時の行動を考える機会をつくります。

物の転倒や机の移動などを疑似的に体験

学習できる自然災害

地震

地震
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