このデジタル技術のココがすごい!
ARで洪水の進行を可視化
学校周辺で洪水が起きた場合の浸水の広がりを理解し、避難が必要になる理由や求められるスピードなどを含めて、水害範囲を体感的に理解し説明できるようにすることを目標としたAR防災体験です。
デジタル技術提供団体:
国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所
学校周辺で洪水が起きた場合の浸水の広がりを理解し、避難が必要になる理由や求められるスピードなどを含めて、水害範囲を体感的に理解し説明できるようにすることを目標としたAR防災体験です。
デジタル技術提供団体:
国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所
学校周辺の河川と水害リスクを学ぶ防災教育の一環として、
AR技術を活用した洪水体験を導入。
本取組は、学校近くに河川がある地域環境を踏まえ、水害への備えを学ぶ防災教育の一環として実施されました。国土交通省の河川事務所が行ってきた体験学習を学校内で実施することとなり、その一つとしてAR技術を活用した洪水の疑似体験が導入されました。従来の防災学習では、水害時にどの程度まで水位が上がるのかを児童が具体的に想像することが難しく、教室での学びと実際の災害との間に距離がありました。そこで、普段目にしている学校周辺の景色に浸水状況を重ねて表示できるAR 技術を取り入れ、水害をより身近に感じられる学習の場をつくりました。
目の前の景色に洪水が重なる体験で水害の危険性を実感。
防災の重要性を体感的に学んだ。
AR洪水体験では、児童がタブレットを通して現実の景色を見ながら水位の上昇を確認できます。晴れて何もない校内の風景に洪水の水が迫る様子が重ねて表示されると、児童は自分の足元に水があるような感覚を覚え、強い関心を示しました。従来の映像教材や説明だけの授業と比べ、目の前の景色が変化する体験は水害の危険性をよりリアリティーをもって理解させる効果があります。また、豪雨体験や浸水ドア体験など他の防災体験と組み合わせて実施することで、自然災害の力や避難の重要性を体感的に学ぶ機会となりました。こうした体験を通して、災害を自分事として考える意識を育てる効果が期待されます。


AR技術を用いて現実の景色に洪水の浸水状況を重ねて表示する防災体験システムです。タブレット端末のカメラで周囲の景色を見ると、水位の上昇や洪水の広がりが画面上に再現され、児童が水害の危険を視覚的に理解できます。

洪水