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EPCF


目次

目次背景アメリカでの事例
津波被害軽減と事前準備に関する包括的アプローチ
カリフォルニア州における地震被害軽減プログラムの歩み
官民のユーザー主導によるライフライン耐震調査のパートナーシップについて
意図的な災害−アメリカにおける自然災害の再評価−
FEMAによる改訂版沿岸建設マニュアル
カリフォルニア州サンフランシスコ沿岸地域におけるHAZUSによる地震リスク評価能力を向上させるための官民のパートナーシップについて
地震被害軽減のための知識の拡充と活用
地震工学シミュレーションのためのネットワーク(NEES)
平時及び大規模災害時の情報交換
陸上や海底での地滑りによって生じる津波災害のモデル化について
サンフランシスコ沿岸地域における「プロジェクト・インパクト」の概要
全米津波防災プログラム
津波に耐えうるコミュニティー
地震リスク軽減のためのプログラム
緊急事態における統合管理

目次背景日本での事例

目次背景日米共同の事例


カリフォルニア州サンフランシスコ沿岸地域における、
HAZUSによる地震リスク評価能力を向上させるための
官民のパートナーシップについて

■1998年から2000にかけての3年間、連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、「カリフォルニア州サンフランシスコ湾岸地域におけるHAZUS地震リスク評価能力の開発」と題されたプロジェクトに資金提供を行ってきた。このプロジェクトの目的は、カリフォルニア州サンフランシスコ沿岸地域においてHAZUSを用いた地震リスク評価能力を向上させるために、地理情報システム(GIS)の専門家と、11のカウンティーからなるプロジェクト対象地域の地震の専門家とリスク管理担当者の連携を図ることにあった。彼らはサンフランシスコ湾岸地域HAZASユーザーグループとして知られているが、この地域がかかえる既知の地震リスクを踏まえての、100以上の組織や企業からなる官民のパートナーシップの基礎となった。地域の地震リスクの評価とは、政治家やリスク管理担当者に対して、まず被害軽減計画やその戦略を作成し、次いでもっとも経済効率の良い地域の被害軽減計画を比較して順位 をつけ、いずれも標準化された生産物として提供しようというものである。地震災害に対する事前準備、緊急対応、そして復興のための各種応用ソフトも、HAZUSの成果 と地域の地震リスク評価から自ずともたらされるものである。

目次背景


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内閣府政策統括官(防災担当)

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