東海地震対策

地震についてのQ&A

Q 阪神・淡路大震災で壊れた木造住宅はどこに欠点があったのでしょう?


阪神・淡路大震災で倒壊した木造家屋で目立ったのは、土をひいた上に瓦を載せた重い屋根、壁も竹子舞に漆喰を塗った土壁の建物でした。その上、腐食が進んでいたことが被害を大きくしました。こうした建物は、横倒しに倒れるのではなく小屋組みがほぼ垂直に落下しました。柱や梁、壁などの複合部がはずれてバラバラになったからです。
また狭い敷地に住宅を建てることから2階建てが多く、こうした建物は間口が狭く、壁量が十分に確保できず、1階を駐車場にしたり、間口の広い店舗にするなど構造上の問題点がありました。

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