避難生活(年表)

避難生活
2000 3 28 NTT東日本 避難所に特設公衆電話の設置を開始
    29 NTT東日本 災害伝言ダイヤルの運用を開始
    31 西山西麓で23年ぶりに噴火
  4 1 金比羅山山麓で新たな噴火
    2 伊達市の避難指示一部及び壮瞥町の自主避難一部解除(伊達市;123世帯、375人対象)
      豊浦町に避難する虻田町民のうち約2,000人が長万部町、洞爺村の避難所へ移動
    3 日赤が伊達赤十字病院において専門医による「心のケアセンター」を開設
      道社協が豊浦町コミュニディセンターでボランティア募集開始
      現地対策本部合同会議、住民への情報提供のため「行政ニュース」を発行
      陸上自衛隊等が撮影した被災地空撮ビテオを長万部、豊浦、洞爺などの避難所で放映
      壮瞥町の自主避難一部解除(壮瞥町自主避難対象ゼロとなる)
    4 避難所にiライブとインターネットサービスの提供開始
    6 仮設住宅建設の検討を決定「発注から完成までは約1ヶ月。住民の意向を把握でき次第、発注したい」
      壮瞥町久保内小学校で入学式。新入生8名が登校
    7 避難所となっている伊達市の伊達小など伊達市壮瞥町、豊浦町の18小中学校で入学式や始業式
      北海道教育委員会がまとめた伊達市、壮瞥町、豊浦町の小中学校から転校する生徒は前日より34人増え計87人となる
      応急仮設住宅500戸の建設決定
      伊達市有珠地区の農家19人が1時間だけの一時帰宅、10日間ぶりの農作業を行う
    8 避難している虻田町の小学生のために豊浦小体育館で「子どもの広場」を実施
      一時帰宅開始(日中1時間)(壮瞥温泉、昭和新山地区)
      室蘭市、伊達市に新たな避難所5カ所を設置
    9 一時帰宅等への対応を3パターン(後のカテゴリー)に分類して実施する旨の方針発表
      一時帰宅実施(日中1時間)(虻田町月浦地区)
    10 豊浦町の福祉施設に避難している虻田町民を対象としたデイサービス開始
      一時帰宅開始(日中7時間伊達市長和、若生、壮瞥温泉地区東側)
      臨時通学バス運行開始(豊浦〜室蘭間)
    11 避難指示区域内立入について関係機関との協議開始
      有珠山噴火非常災害現地対策本部合同会議。伊達市が12日に有珠地区で長時間帰宅を実施したいと発表
      虻田町1、2区の住民171人が11日ぶりに一時帰宅。引き続き同町青葉1、2区の236人も一時帰宅
    12 虻田町唯一の避難指示地城外の花和小で入学式と始業式。洞爺湖温泉小と虻田小の2年生以上の生徒10人を加え、在校児童は25人に
      応急仮設住宅第1次プロジェクトチーム設置
      虻田町が本町地区の一部で予定していた一時帰宅が雨のため噴煙の目視調査ができず中止。同日予定していた栄町5区の一時帰宅も中止に
      伊達市有珠地区の約1650人一時帰宅
    13 1市2町の避難指示一部解除(伊達市;1,143世帯2,696人、壮瞥町;22世帯61人、虻田町;841世帯1,992人)(伊達市避難対象人員ゼロとなる)
      伊達市の避難指示区域全面解除
    14 壮瞥町の壮瞥温泉、洞爺湖温泉地区の一部住民が一時帰宅
      虻田町栄町5区、本町5区の一部、同7・8区全域の住民が、午前、午援に分けて一時帰宅
    15 応急仮設住宅着工(壮瞥町84戸、豊浦町82戸)(〜5/2完成)
    16 西山火口群から1㎞の虻田町泉地区、入江4区などの一部325世帯が1時間の一時帰宅
      西山の火口から2~3㎞の虻田町泉地区などの住民258人か1時間の一時婦宅
    17 豊浦小・長万部小等4小中学校で虻田町の避難児童生徒が10日遅れの入学・始業式
      公営住宅の優先入居の申込み受付開始
      中曽根弘文文相が伊達市の有珠山噴火非常災害現地対策本部入り「心のケアと校舎の整備など、要望に応えていきたい」
      伊達市内に設けた9カ所の虻田町民の避難所が3カ所に統合され500人の避難住民が移動
      虻田町人江1・3区の一部住民42人が1時間30分の一次帰宅
      虻田町入江地区の一部住民213人が1時間の一時帰宅(避難指示地域の一時帰宅が一巡)
    18 一時帰宅が認められていない虻田町洞爺測温泉町の避難住民174人が洞爺湖遊覧船から町の様子を視察
      避難者を対象とした湖上視察実施(413人が参加)
    19 壮瞥町は同町内に建設中の仮設住宅84戸について避難住民への説明会を実施
    20 被災地近傍での空き家公営住宅入居申込み開始
      1市2町が避難指示一部解除(壮瞥町;31世帯86人、虻田町7世帯12人)
      虻田町泉地区の一部住民が一時帰宅(一時帰宅は2順目に入る)
    21 虻田高校で始業式。この日、豊浦高校、伊達緑丘高校等6校でも始業式や入学式
      壮瞥町の壮瞥温泉と洞爺湖温泉の一部で午後4時までの一時帰宅
      虻田町入江1区で午後2時までの一時帰宅
    22 虻田町避難指示区域における一時帰宅中止基準決定(大雨警報、伊達又は豊浦測候所において1時間5mmまたは連続20mm)
      避難所生活を送っているカップルが避難所で結婚式を挙行
    24 一時帰宅が認められていない虻田町泉地区の住民62人がバス車内から我が家を見る
      避難中で飼料不足の酪農・畜産農家へ農水省等が牧草18tを寄贈
    25 自衛隊、警察、消防による無断帰宅者の救出活動実施
    28 応急仮設住宅第2次プロジェクトチーム設置
      応急仮設住宅着工(虻田町月浦地区140戸)(〜6/5完成)
  5 1 第1次仮設住宅入居受付開始(虻田町356戸・豊浦町、伊達市内309戸他、対象は3387世帯)
    2 壮瞥町、豊浦町応急仮設住宅完成(滝之町地区;5/5入居開始、山村広場、東雲地区;5/10入居開始)
      壮瞥温泉地区の一部が避難指示解除。対象は70世帯156人
      壮瞥町の避難指示一部解除(壮瞥温泉地区)(70世帯156人対象)
    4 洞爺湖湖面に避難指示区域を設定
    5 応急仮設住宅84戸入居開始(壮瞥町滝之上)
    6 宇井、岡田教授が壮瞥町で住民対象の現状説明会開催
    7 応急仮設住宅の入居選考委員会を豊浦町社会館で開催(申込者1,454世帯の内368世帯決定)
    8 虻田町ふれあいセンターで災害用臨時ラジオ局「FMレイクトピア」開局(平成13年3月31日閉局)
    10 虻田町の仮設住宅374戸へ入居開始
    12 虻田町の一部、壮瞥町で避難指示解除(虻田町4〜7区入江の一部、洞爺湖温泉地区)(虻田町;348世帯891人、壮瞥町75世帯105人対象)(壮瞥町避難対象人数ゼロとなる)
      壮瞥町の全町が避難指示区域から解除
    13 虻田町は洞爺湖温泉街の避難住民のため月浦地区を移転先として6月中旬にも仮設の小中学校・病院・商店街を整備すると発表
    16 カテゴリーⅠで一時帰宅(30分)を実施
      避難指示が出されている虻田町洞爺湖温泉町の珍小島地区で初の一時帰宅(1世帯1人・30分)41世帯対象
    17 避難指示が出されている虻田町泉地区も31世帯を対象に30分の一時帰宅
    19 北海道有珠山噴火保険医療救護センターの「心のケア班」は19日までに530件の相談を受けており、今後もケアの必要性は増すと言う
      応急仮設住宅完成(伊達市舟岡運動広場地区:5/20入居開始)
    20 虻田町で有珠山噴火生活危機突破町民総決起集会開催
    24 虻田町、伊達市の避難指示一部解除(虻田町6〜7区一部、8区、かっこう台区の一部、入江の一部、洞爺温泉地区の一部、海域全体、伊達有珠地区一部、有珠山ロープウェイ山頂駅周辺含む一部)(虻田町;782世帯1,870人対象、伊達市;非居住地区)
      第2次応急仮設住宅着工(虻田町栄地区80戸:〜6/20完成、友愛の里地区15戸:〜6/24完成)
    27 避難指示区城の虻田町洞爺湖温泉町東側の一部の191世帯、303人を対象に初の1時間に一時帰宅実施
    28 虻田町の避難指示一部解除(虻田町かっこう台区一部、入江一部、泉地区一部)(虻田町;681世帯1,637人対象)
      登別市避難所登別老人福祉センター閉鎖(登別市避難所ゼロとなる)
      未明 虻田町の長崎良夫町長は「専門家の意見を聞きながら、危険度が高い火口周辺を除く地域の避難指示解除を順次行っていく」
    29 ほっかいどうマイホーム災害資金申込受付開始
      虻田町の虻田小・虻田中が約2ヶ月ぶりに地元で授業を再開
    30 第2次応急仮設住宅着工(伊達市舟岡運動広場地区128戸、身障者向け10戸)(〜6/28完成)
      30日現在、虻田町の避難住民は1697世帯、3319人。内1003世帯2155人は一度も一時帰宅を許されていない
  6 2 虻田町の避難指示一部解除(泉、温泉両地区の一部)(虻田町;308世帯642人対象)(社会福祉施設の避難対象施設ゼロとなる)
    4 壮瞥町久保内青少年会館避難所閉鎖(壮瞥町避難所ゼロとなる)
    5 応急仮設住宅完成(虻田町月浦地区;6/10入居開始)【第1次応急仮設住宅全戸完成】
    7 虻田町泉地区の一部(虻田洞爺湖IC付近)が避難指示区解除。この解除によって道央自動車道より海寄りの地域はすべて解除地区となる。洞爺湖温泉街の中心部の192世帯に初の30分の一時帰宅を実施
      伊達署などが、避難住民宅や金融機関などを狙った窃盗事件が7日までに21件発生しており、被害総額は約1150万円と発表
    10 有珠山外輪山地区避難指示地域解除(災害危険区域となっていることから関係者以外は立入禁止)
      虻田町月浦地区仮設住宅入居開始
    13 洞爺湖温泉地区西側避難住民一時帰宅(30分)
    15 洞爺湖温泉小中学校仮設校舎完成(7/26引越)
    16 虻田町の洞爺湖温泉町の一部48世帯が避難指示解除。壮瞥町の洞爺湖温泉・壮瞥温泉両地区の温泉旅館で最後の1軒が営業再開し完全復活
    17 虻田町の避難指示一部解除(洞爺湖温泉8区の一部)(虻田町;48世帯97人対象)
    18 室蘭市避難所1箇所、洞爺村2箇所の避難所閉鎖(室蘭市・洞爺村の避難所ゼロとなる)
    19 月浦地区において洞爺協会病院スタッフによる診療所開設
    20 第2次応急仮設住宅完成(虻田町友愛の里地区;6/21入居開始)
    24 第2次応急仮設住宅完成(虻田町栄町地区;6/25入居開始)
    27 車上視察実施(洞爺湖温泉地区西・東(火口周辺))(70世帯)
      仮設住宅街、虻田町の月浦地区に避難住民待望のスーパー「Go Back洞爺湖」オープン
    28 民間住宅被害状況調査開始(〜6/30、虻田町市街地211件)
      第2次応急仮設住宅完成(伊達市舟岡運動広場地区;5/20入居開始)
    29 洞爺湖温泉地域における避難指示区域の立ち入り中止基準雨量決定(①胆振西部に大雨警報②壮瞥観測所、洞爺湖畔観測所1時間5mm,連続雨量20mm))
      車上視察実施(洞爺湖温泉地区西・東(火口周辺))(58世帯)
    30 第2次応急仮設住宅着工(虻田町高砂地区60戸)(〜7/19完成)
  7 1 伊達市武道館避難所閉鎖(伊達市内の避難所ゼロとなる)
    3 虻田町が板谷川の二次泥流に係る避難計画説明会開催(〜3/4)
    5 行政ニュース、北海道からのお知らせ休止
      避難所で放映していた、陸上自衛隊ヘリ映像画像を休止
    6 虻田町の避難指示一部解除(洞爺湖温泉1区及び2区の一部、東側地区(世帯なし))(虻田町;225世帯395人対象)
    12 車上視察実施(洞爺湖温泉西側(火口周辺))(10世帯20人)
    14 虻田町の避難指示一部解除(洞爺湖温泉1区、2区、3区の各一部、湖上のカテゴリー)(虻田町;338世帯502人)
      洞爺湖温泉地区西側(火口周辺の一部)一時帰宅実施(26世帯52名)
    15 町民、ボランティアによる洞爺湖温泉街の降灰除去作業「洞爺湖クリーン作戦」開始(〜7/23) (延べ3,941人参加)
    18 虻田町の避難指示一部解除(虻田町;145世帯285人対象)
    19 第2次応急仮設住宅完成(虻田町高砂地区;7/22入居開始)【第2次応急仮設住宅全戸完成】
    23 停滞前線による大雨で自主避難(洞爺湖温泉地区西側87世帯・171人対象、自主避難8世帯13人)
      豊浦町の避難所3施設閉鎖(豊浦町内避難所ゼロとなる)
    26 虻田町が、洞爺湖温泉地区の対象住民に「泥流に係る避難計画説明会」を開催
    28 虻田町の避難指示一部解除(虻田町;333世帯769人対象)(現在避難指示;洞爺湖温泉の一部、泉の一部202世帯378人)
    30 洞爺湖温泉町、泉地区の避難指示区域の一部で家財などの荷物搬出作業実施(対象;61世帯)(〜7/31)
  8 1 洞爺湖温泉町の避難指示区域内公営住宅で家財などの荷物搬出作業実施(対象;124世帯)(〜8/2)
    5 洞爺湖温泉西側地区町営住宅家財搬出作業開始(〜8/11)
    7 東大社会情報研究所有珠山噴火に関する住民アンケート調査結果を発表
    8 閣僚懇談会で有珠山噴火災害非常災害現地本部を8月11日に閉鎖決定
    9 利用件数と避難住民の激減により災害用伝言ダイヤルの運用を停止
    12 避難指示地域家財搬出作業終了(対象202世帯)
    15 特別養護老人ホーム「幸楽園」、養護老人ホーム「幸生園」が、虻田町清水地区に移転決定
    18 洞爺湖温泉小中学校、仮設校舎で二学期の始業式
    20 有珠山動物救護センター(北海道獣医師会)閉鎖(4/2から活動、第一センター(伊達市舟岡町、第二センター(伊達市竹原町))延べ350匹を収容)
    27 虻田町が2箇所の避難所閉鎖、避難所ゼロとなる(ピーク時3市4町1村26箇所、約6000名)
      避難所の完全廃止に伴い特設公衆電話の完全廃止(7回線)
    30 砂防学会が住民意識調査結果を踏まえ、建設省、開発庁、北海道及び虻田町に復興提言
    31 北海道立精神保健福祉センター電話相談「有珠・ハートライン」業務終了(7/5〜)
      「有珠山動物救護センター」「診療所」閉鎖(犬、猫等348頭収容、ボランティア医師;延べ918人、一般ボランティア;延べ4,553人)
  9 4 虻田中学校が5ヶ月ぶりに本校舎での授業を再開(4/17〜豊浦町、長万部町の学校間借り、5/29〜虻田小学校間借り)
    8 「噴火と人的被害」と題して北大有珠山観測所岡田教授が伊達市保健センターで講演(胆振西部医師会主催)
    19 虻田町仮設住宅入居者らが有珠山噴火災害被害者の公的支援充実を求める「被災住民の会」を結成
  10 10 豊浦小学校校長が「有珠山噴火避難者を守れ」を自費出版(売り上げの一部を見義金にあてる)
    13 「地域社会におけるボランティア活動のあリ方と広域連携について〜有珠山救援ボランティア活動から学ぶもの」をテーマに「ボランティアばんざいin胆振」(主催;胆振支庁地区ボランテイア連絡協議会)を開催
  11 7 壮瞥中学校北野教諭が有珠山噴火前と後の立体模型を作成
    22 離職者を対象にした緊急再就職促進訓練(OAシステム科)開始(主催;道立室蘭高等技術専門学院)
    23 洞爺湖温泉町地元住民で構成する「有珠山を知ろう会」がボランティアで観光客への有珠山ガイドを開始(〜4/20)
  12 1 「みずうみ読書の家」が町立火山科学館で、「桜ヶ丘保育所」が民間研修施設を間借りし、約8ケ月ぶりに再開
    5 道立虻田高校本校舎で授業再開(豊浦町仮校舎)
2001 2 20 有珠山噴火を踏まえ室蘭医師会が災害救護活動要綱を見直し
    25 「小樽ボランティア会議−有珠山噴火災害から学ぶ−」(小樽ボランティア活動推進協議会ほか)報告集会開催
  3 31 災害用ラジオ局・FMレイクトピア閉局(5/8〜、325回放送)
      とうやこ幼稚園卒園式、新園舎で実施
      虻田町が避難指示区域内の洞爺胡温泉小学校の児童、教諭に校会見学を実施
  6 20 全世帯の避難指示解除

1)おもな出来事  2)初動対応  3)火山活動の経過  5)輸送・交通関係  6)ライフラインの状況  7)生活の再建・経済の復興 

目次へ戻る

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.