阪神・淡路大震災教訓情報資料集【05】電話の復旧

教訓情報資料集

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  • 2.第2期・被災地応急対応(地震発生後4日~3週間)
    • 2-05.都市基盤・サービスの復旧
      • 【05】電話の復旧
        • 01.回線の応急復旧にあたっては、全国から社員および協力会社作業員が動員された。復旧作業従事者は、最大で1日7,200人にのぼった。
          • 01) 応急復旧のために、1月末までに関西の3000人に加え、全国から4000人が投入された。
          • 02) 復旧資材の調達も急を要し、地震発生後、1週間以内にケーブル100km以上、引き込み線600km以上、電柱600本以上が船舶やヘリで現地に輸送された。
        • 02.電話回線の応急復旧は、家屋全壊・焼失などを除き、1月末に終了した。専用線の復旧もほぼ同時に終了した。その後本格的な設備復旧に向け、全国から2万人が動員された。
          • 01) 一刻も早くサービスを回復するため工法や検査を省略するなどの対応もとられ、家屋倒壊や焼失世帯を除く約10万回線については、1月31日に復旧宣言が出された。不通になった専用回線(約4,000)についても、ほぼ同時期に復旧した。
          • 02) 2月から3月末にかけては、本格的な設備復旧に向け、全国から2万人が動員された。
        • 03.被災者のための支援として、基本料金の無料化、死亡者リスト照会電話設置、「ライフライン電話帳」「フッキュウライン電話帳」の配布など、きめ細やかなサービスも提供された。
          • 01) 被災地支援として、電話機の寄贈、兵庫県庁と6市役所間でのTV会議システムの提供などが行われた。
          • 02) 死亡者リスト照会電話設置、「ライフライン電話帳」「建物・家屋復旧ライン電話帳」の配布、ボランティア団体への無料フリーダイアルの設置など、きめ細やかなサービスも提供された。

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