阪神・淡路大震災教訓情報資料集【04】避難所の物資調達と配給

教訓情報資料集

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  • 1.第1期・初動対応(初動72時間を中心として)
    • 1-07.緊急食糧・物資調達と配給
      • 【04】避難所の物資調達と配給
        • 01.発災直後、避難所にはわずかな食糧・物資しか届かず、配給は騒然となった。
          • 01) 発災直後の避難所では、避難者数に比較して届いた食料・物資の量が圧倒的に不足していた。
          • 02) 物資・食料が不足したため、配給時に混乱が起きた避難所もあった。
          • 03) 避難者全員に行き渡らないため、届いた物資の配給を見合わせた避難所もあった。
          • 04) 被害が比較的小さな地域でも混乱が発生したが、水や食料がないわけではないという周囲の状況がわかるとともに収束した。
        • 02.避難所では配布方法の工夫、避難者等による食糧調達の工夫も行われた。
          • 01) できるだけ平等に配布しようと、わずかな食料を小分けして配ったり、弱者を優先にする工夫をした避難所もあった。
          • 02) 避難者有志や教職員等が、自主的に、近隣の店舗等から物資を調達してきた避難所等もある。また、地域で炊き出しをして、食べ物を配ったケースもあった。
        • 03. 発災直後から開店したスーパーやコンビニエンスストアが活躍した。
          • 01) 被災地内のスーパー、コンビニエンスストア等は、被災しながらも開店したところが少なくなかった。渋滞を避けるためオートバイ輸送を行うなどの工夫も見られた。
          • 02) 開店した店舗には、被災者が長蛇の列を作った。多くの人に物資が行き渡るよう、一人当たりの購入量の制限などが実施された。

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