防災の動き



トイレ備蓄忘れていませんか?
経済産業省製造産業局生活製品課

1 災害時、家のトイレが使えないかも

 災害時には、断水等の影響により、家のトイレ(水洗トイレ等)が使えなくなることがあります。トイレに排泄物がたまると、排泄物の細菌により、感染症や害虫、悪臭が発生するおそれがあります。また、避難所等において、トイレの使用をためらうことによって、水分や食品摂取を控えることにつながり、栄養状態の悪化や脱水症状等の健康障害を引き起こすおそれがあります。このように健康被害にもつながることから、平時から災害用トイレを常備しておくことが重要です。

2 備蓄の目安は「1人当たり35回分/週」

 成人の1日の平均排泄回数は1人あたり5回といわれています。経済産業省では、備蓄目安として、1週間分(1人当たり35回分/週)を推奨しています。4人家族の場合、5(1人5回分/日)×4(家族の人数)×7(日分)=140回分となります。

3 国民・事業者の皆様へのお願い

 災害用トイレの備蓄率は、約20%に留まっています。携帯トイレや、簡易トイレは、ホームセンターや通販等で購入することが可能です。平時から、災害に備えたトイレ備蓄をお願いします。

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内閣府政策統括官(防災担当)

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