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内閣府ホーム > 内閣府の政策 > 防災情報のページ > 防災対策制度 > 地震・津波対策 > 東海地震対策 > 中央防災会議 「東海地震に関する専門調査会」 > 1. 強振動の評価のための試算
一方、残留ひずみ等の地盤の非線形性が考慮できる解析プログラムに、YUSAYUSA-2がある。このプログラムは、有効応力解析、ひずみに依存する非線形性の考慮、繰り返しせん断による過剰間隙水圧の発生の考慮及び、過剰間隙水圧の消散,その過程における地下水の流れ,地下水位の変化など考慮等の特徴を持つ。しかし、このような非線形性を考慮した計算方式は、一般的には広く利用されてはいない。
ここでは、非線形効果の妥当性を見るため、等価線形手法及び、YUSAYUSA-2を適用して強震動の試算を行った。計算手順の概念を図7に示す。
なお、YUSAYUSA-2この場合の、応力−ひずみ関係モデルは,Ramberg-Osgood モデル(修正R-O モデルと呼ばれることもある)を採用した。