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3)鉄筋コンクリート構造等 *建築物に作用する地震の震動及び衝撃に耐えるように、壁を厚くすること等により補強し、又は壁若しくは鉄骨造の筋交いを増設すること。 柱が剪断破壊等によって急激な耐力の低下を生じる恐れのある場合には、当該柱に鋼板を巻き付けることその他の靭性を持たせるための措置を講ずること。 RC造は中高層建築物で幅広く採用されている。RC造においては、軸組による工法が多いことから耐震診断上は壁量の不足が指摘されることが多い。従って改修ではバランスを考慮した耐震壁の付加がおもなものとなる。付加する耐震壁はRC造で柱梁の開口部をふさぐ方法、柱梁の開口部を鉄骨製のブレースで埋める方法などがある。またピロティ形式の建築物や低層部に大空間を確保する形式の建築物で独立性の靭性は不足する場合では独立柱を鋼板で覆ったり炭素繊維で補強するなどの手法あるいは柱に袖壁を付加して補強する手法が用いられる。また、腰壁や垂れ壁が柱の剪断耐力に負担を与える場合にはこれらの壁と柱を絶縁することも手法の一つである(写真1〜5)
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