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　神奈川県知事の岡崎でございます。

　第2回日米地震防災政策会議の開催を心からお喜び申し上げます。

　アームストロング連邦緊急事態管理庁被害軽減局担当長官補はじめ、アメリカ合衆国の地震防災政策責任者の皆様、ようこそこの神奈川にお越しくださいました。

　また、日本国政府を代表して、増田敏男国士庁総括政務次官はじめ、関係省庁、関係機関の政策責任者の皆様にもご参加をいただき、840万県民を代表して、皆様方のご来県を心から歓迎申し上げます。

　今世界では、自然災害など大規模な災害が世界各地で発生しております。最近では、トルコや台湾で大規模な地震が相次いで発生したばかりですが、本県も、神奈川県西部地震をはじめ、多くの地震の発生が危倶されている地域であり、地震防災対策を県政の最重要課題の一つに位置づけて取り組んでおります。

　このような中で、本日から3日間に亘り、日米両国の政策責任者や学識経験者をお招きして、最新の地震防災対策に関する専門家会議が、この神奈川の地で開催されますことを、私ども、大変喜ばしく思っており、その発表内容や意見交換などにも大きな期待をいたしているところであります。

　また、この会議で取りまとめられる成果は、今後の日米両国の地震防災政策の推進に大きく貢献できるものでございますし、ご出席の皆様にもたいへん有意義な会議になるものと思われます。

　会議の成功を、地元開催県を代表して、心からお祈り申し上げております。

　皆様は、たいへんお忙しい日程と伺っておりますが、お時間に余裕がございましたら、県内には世界的に名高い観光地もございますので、足を伸ばしていただき、神奈川のさわやかな秋を堪能していってください。

　終わりに、この度の会議が実り多いものとなりますとともに、今後、皆様がますますご活躍されますよう、心からお祈り申し上げまして、私の歓迎のごあいさつとさせていただきます。