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要約 準備度合いの能力評価は、自然及び技術的災害時に緊急対応の意思決定を行うための国家及び州レベルの管理庁管理準備度合いのデータを収集、分析、追跡及び報告するために設計されたプロセスである。このプロジェクトはFEMAと国家危機管理協会共同の主導で、13の重要な危機管理機能を評価し、個々の機能の重要な特徴の評価を行うものである。これは災害対応の準備度合いを改善するためのツールとして優れており、現在、世界銀行とその他国際的施設が他の国々の危機管理能力を構築するための利用可能性を検討している。
準備評価(CAR): 危機管理能力と準備評価 準備度合いの能力評価は、社会の最も基本的な質問の一つである「我々に降りかかるかも知れない災害に対して準備は万端ですか?」に回答を与えるものである。我々は効果的な準備政策を整備したか、適切な被害軽減法を訓練したか、以下の災害に対応し、復旧するための準備は万端か?
1996以前、米国の危機管理につく職員は、国、領土、島地域(以後、国という)が判断できる危機管理の準備度合いと、能力の国が承認するプロセス及び基準に欠けていた。その結果、全州危機管理者で構成される組織である連邦危機管理庁(FEMA)と国家危機管理協会がパートナーとなり、共同で州危機管理者のための準備度合いと能力の評価プロセスを開発することとなった。このシステムの開発はFEMAの準備、教育、訓練理事会と協力し、FEMAの地域及び本部オフィスと全州を巻き込んでいる。この大規模な努力の結果が州準備度合い能力評価(CAR)である。
州CARは13の危機管理機能に焦点を絞った自己評価プロセスである。これらの機能は、全国の危機管理者によって識別され、効果的な被害軽減、準備、対応、及び災害からの復旧を保証するために必要な重要危機管理エリアの全範囲に取り組んでいる。これら13の危機管理機能は、
個々の危機管理機能は属性に細分化され、属性はさらに特性に細分化される。属性は危機管理機能が評価できる広範な基準で構成されている。特性はさらに詳細な基準で、個々の属性を明確化する。危機管理者は個々の危機管理機能の下に2水準を設ければ、測定可能な能力を特定するのに十分詳細に機能を定義することが出来ることに気が付いた。この測定可能な能力により州CARが戦略的計画立案と予算化のツールとして使用可能となる。
個々の危機管理機能の属性と特性は定量的格付けを行うために1から5までの目盛で得点が計算される。個々の危機管理機能の格付けはそれぞれの属性の得点を平均することで求められる。州CARで使用される特定の目盛は危機管理者の要請と国家危機管理協会の密接な協力により開発された。それは、以下のように定義される:
1. 不可:何の進歩も達成されていない 2. 部分的に可:いくらかの進歩は達成されたが、完全な能力に達するまでには相当な努力が必要となる 3. 一般的に可:基準線程度の能力は開発されたが、完全な能力に達するまでにはかなりの努力が必要となる 4. 非常に可:高水準の能力が開発され、完全な能力に達するまでには限られた努力が必要となる 5. 完全に可:完全な能力が開発され、維持だけが必要である。
NA.適用不可:討議された能力は州にとって不必要である。
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