第3章 災害の防止事業
1 事業の目的
地震防災応急対策及び災害応急対策を円滑に実施するため、地震による災害の発生が予想される急傾斜地崩壊危険箇所等について、防災施設の整備又は住宅の移転を勧める。
また、ため池等の破壊及び貯水の溢水による被害を防止するために耐震補強を行う。
2 整備の水準
急傾斜地崩壊危険箇所等で地震防災上緊急度が高い地区について、防災施設の整備、危険住宅の移転を図り、地震時における災害の発生を抑制し、被害の軽減を図る。
また、人家・道路等を下流域にもつ危険なため池については、貯水の放流・調整等の措置ができるよう堤体の補強及び付帯構造物の新設改修を行う。
3 整備状況
(単位:万円)
事業名 | 事業概要 | 事業費 | 備考 |
急傾斜地崩壊対策事業 | 擁壁の新設 排水工の新設1地区 | 3,141 | 昭和53〜56年度 |
がけ地近接危険住宅移転事業 | 住宅の移転48戸 | 14,004 | 昭和49〜平成9年度 |
ため池整備事業 | 堤体工補強6か所511m | 24,540 | 昭和54〜57年度 |
余水吐口改修5か所248.8m | |||
取水口施設改修7か所 |
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