中学生が活躍した北海道防災総合訓練
北海道島牧村総務課防災対策室
北海道が主催し、島牧村をはじめ周辺の20市町村が共催する北海道防災総合訓練が、令和7年(2025年)8月27日に実施されました。
訓練は、日本海沿岸における地震・津波被害を想定し、津波警報が解除されて3日後の状況から開始されました。島牧中学校を会場とした避難所運営訓練では、中学校の全生徒・教職員(39名)のほか、多くの防災関係機関が参加し、台湾の消防関係者も視察に来ました。
この訓練において生徒は、日本赤十字北海道看護大学の教授による防災講話、防災関係機関等による避難所の説明を受けたほか、避難所での受付、Doはぐ(北海道版 避難所運営ゲーム)、段ボールベッドの作成、非常食の加熱、炊き出しの配食等を体験しました。
参加した生徒からは、「災害が起こっても中学生が率先してやってみようという意識がついた。」「避難所のことはあまり知らなかったけど、今回の訓練でよく知ることができた。」「避難所でのトイレの大切さがわかった。」という声が出ました。
避難所の運営においては、東日本大震災の時と同様、若い世代の参加が不可欠であることから、今回の訓練では最良の意識付けの場を提供できたと考えています。

避難所運営訓練会場の様子

避難所での受付の様子

段ボールベッド作成体験の様子

中学生による配食の様子
