ぼうさいこくたい2023の出展5団体からの寄稿 「クロスロード」誕生20年と出展をふりかえって
全国クロスロードネットワーク会議 柿本雅通

ゲーム型の防災教材「クロスロード」は、阪神・淡路大震災における神戸の経験をもとに有識者によって開発されたもので、今年で誕生20年になります。その後の普及活動や、共感した方々の活動により、今では全国各地で「クロスロード」が活躍しています。
出展では、全国での「クロスロード」の活躍を紹介すると共に、会場である横浜、仙台、神戸及び熊本の仲間をオンラインでつなぎ、全国にその様子を発信しました。
全員での黙祷、開発者の1人である矢守克也京都大学防災研究所教授からのビデオレターを視聴した後、各地の仲間の特色あるファシリテートのもと、活発な意見交換がなされ、「災害という考えたくないことをみんなで考えてみよう」という「クロスロード」の意義を再確認する機会となりました。
会場運営は、仙台及び横浜の仲間も所属する「Team Sendai&Sonae-bu」に、オンライン運営は熊本の仲間に協力いただき、「クロスロード」の仲間が全国にいることを改めて実感しました。
このような全国のつながりを今後も大切にし、「クロスロード」の輪を広げていきたいと思います。

「全国クロスロードネットワーク会議」出展から