防災の動き

防災意識向上の普及・啓発に向けて～「地震防災対策の現状調査に係る住民向けアンケート調査」を実施～

内閣府（防災担当）防災計画担当、調査・企画担当

最近の地震防災対策の動き

　中央防災会議では、４つの大規模地震を対象としており、地域の特性に応じて、国や地方公共団体等では、対策が進められているところです。特に、南海トラフ地震では、平成26年に国の基本計画が策定され、今年度で10年が経過することから、「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」を設置し、防災対策の進捗状況の確認や新たな防災対策の検討をしています。

　また、地震・津波から命を守るためには、住民一人ひとりが災害発生時の行動等に関して、意識を向けていただくとともに、日頃から備えていただくことが重要です。

防災意識向上の普及啓発に向けて

　内閣府では、津波からの早期避難に関する普及・啓発の取組として、ポスター・チラシを作成しました。各地方公共団体や関係機関等に周知のご協力をいただき、６月よりポスター・チラシを順次配布、データの提供をしております。

　また、災害に対して住民の方々がいだいている防災意識の現状を把握するとともに、住民の方々へ災害への備えを促すため、全国を対象とした「地震防災対策の現状調査に係る住民向けアンケート調査」を、７月より実施します。アンケート調査の周知についても、事前に地方公共団体や関係機関等にもご協力いただきましたが、読者の皆さまにも周知にご協力いただけますと幸いです。アンケート調査においては、皆様から頂いたご意見も踏まえながら、今後の防災対策を推進してまいります。

▶https://www.bousai.go.jp/kyoiku/poster/tsunami.html

【問い合わせ先】

アンケート調査関係
内閣府（防災担当）防災計画担当
03−3501−6996 （直通）
ポスター・チラシ関係
内閣府（防災担当）調査・企画担当
03−3501−5693（直通）