防災の動き



第9回アジア太平洋防災閣僚級会議への出席
内閣府(防災担当)普及啓発・連携担当

1 アジア太平洋防災閣僚級会議とは

 アジア太平洋防災閣僚級会議は、国連防災機関(UNDRR)が主催する国際会議です。2015年の第3回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組2015−2030」のアジア太平洋各国における推進方策を議論するとともに、地域における災害被害軽減のための取組の成果と課題を総括する会議です。

 2018年以来4年ぶりの開催となった第9回目会議は、豪州政府との共催により、豪州東部に位置する第三の都市ブリスベンにおいて、9月19日~9月22日の日程で開催されました。会議には、水鳥国連事務総長特別代表(防災担当)のほか、各国の閣僚級等、40か国より約3,000人以上が参加しました。今回は、来年5月に開催される仙台防災枠組の中間レビュー会合前の最後の大型の国際会議とあって、各国が仙台防災枠組の後半期に取組むべき事項を確認する良い機会となりました。

会場(メインホール)の様子

会場(メインホール)の様子

井上内閣府審議官発表

井上内閣府審議官発表

閣僚級ラウンドテーブル

閣僚級ラウンドテーブル


アジア太平洋諸国官民防災セミナーの様子

前川企画官挨拶

前川企画官挨拶

太平洋共同体代表基調講演

太平洋共同体代表基調講演

企業別テーブルの様子

企業別テーブルの様子

2 今回会議の概要

 閣僚級ラウンドテーブル

 開会式前日に開催されたラウンドテーブルには、27か国の閣僚級が出席し、意見交換がなされました。日本政府からは井上内閣府審議官が出席し、官民連携、「より良い復興」、デジタル技術の活用、国際防災協力の推進について、日本の視点を発信しました。

第一分野全体会合(防災投資の加速)

 さらに、開会式直後に実施された第一分野全体会合では、井上内閣府審議官が5人のパネリストの1人として登壇し、防災投資に必要なリーダーシップ等について、日本の取組を紹介しながら発信しました。

内閣府主催サイドイベント等

 内閣府は、オフィシャル展示ブースに出展し、「オールジャパン防災チーム」として各機関や民間企業の取組を展示しました。また、JICAと連携して「アジア太平洋諸国官民防災セミナー」を開催し、日系企業・団体7社からプレゼンテーションを行うとともに、個別面談の場を提供しました。



所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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