エクアドル、コロンビア両国で、官民防災セミナーを開催
〈内閣府（防災担当）普及啓発・連携担当〉
内閣府では、令和2年1月にエクアドル・コロンビア両国を訪問し、官民防災セミナーを開催しました。本セミナーは、我が国の防災政策や防災技術を一体的に紹介するとともに、官民ネットワークを構築し、防災協力関係を強化することを目的として実施しました。
両国は、地震、津波、火山、水害、土砂災害といった日本と同様の災害に悩まされており、日本の技術やノウハウに対する期待が大きく、会場は熱気に包まれました。セミナーでは、内閣府より日本の防災政策、JIPAD*会員より気象・津波予測システムや地盤対策、警報システム、消防機器、防災に資する建設重機等といった技術を紹介しました。セミナー後に実施された政府高官との会談では、参加した企業とともに具体的で充実した議論がなされました。本セミナーをきっかけとして、両国の防災分野における協力関係がさらに深化することが期待されます。
内閣府では、令和２年度以降も、仙台防災枠組や持続可能な開発目標（SDGs）の推進に向け、官民一体となって活動をすすめてまいります。
「防災技術の海外展開に向けた官民連絡会」（通称JIPAD*）
会員数：１８８企業・団体（令和2年2月現在）
（*Japan International Public-Private Association for Disaster Risk Reduction）
日・エクアドル官民防災セミナーの様子
コロンビア危機管理庁のゴンザレス長官との会談
