防災の動き



民間企業の動き

ビッグデータを駆使した自治体向け災害対策情報提供システム
〈応用地質株式会社〉

応用地質、KDDI、トヨタ自動車は、頻発化・広域化する自然災害への対応を迫られる自治体を支援するため、IoTおよびビッグデータ分析の最新技術を活用した「自治体向け災害対策情報提供システム」を開発し、提供を開始しました。

当社が開発した防災IoTセンサによるモニタリング情報や、KDDIの人口動態データ、トヨタ自動車のコネクティッドカーから得られるプローブデータ、気象庁などが提供する気象情報などを統合し、自治体における被害の発生状況や、避難者や道路の状況などを準リアルタイムに把握することで、タイムリーな避難判断や通行規制、救援物資の適切な配分など、自治体によるスピーディーな意思決定と高度に効率化された防災体制の構築を支援するシステムです。

自治体向け災害対策情報提供システムの管理者画面( センサ設置状況)

自治体向け災害対策情報提供システムの管理者画面(センサ設置状況)



応用地質株式会社

計測システム事業部
つくば市御幸が丘43
TEL: 029-851-5078
prosight@oyonet.oyo.co.jp

▶https://www.oyo.co.jp/business_field/disaster-countermeasure-information-provision-system/ 現在はリンク切れQRコード




地域の防災力を創る
〈トーハツ株式会社〉

トーハツ株式会社は大正11年(1922年)にエンジンメーカーとして設立し、令和4年(2022年)には創業100周年を迎えます。現在は可搬消防ポンプ、船外機の製造、販売を行っており、両製品は弊社が日本で初めて世に送り出しました。

可搬消防ポンプは地域防災力の中核となる全国の消防団及び自主防災組織で使用されており、「小型・軽量・コンパクト」という特徴を生かして迅速な消火活動を可能とします。可搬消防ポンプを車輌に積載することで消防車としても使用出来ます。

コンパクトで高性能な消防ポンプ

コンパクトで高性能な消防ポンプ

また、近年頻発している水害対応のため、数年掛けて水陸両用車の紹介を行って参りました。令和元年10月25日の大雨で千葉県山武市の一部道路が冠水した際に弊社の水陸両用車が出動し、園児含む64人を救出しました。今後新たに宮城県、愛知県、熊本県に導入予定です。

冠水地域の救助活動を支援

冠水地域の救助活動を支援

火災・災害から人々の生命と財産を守るため、今後も地域防災力向上に貢献していく所存です。



トーハツ株式会社

防災営業部
東京都板橋区小豆沢3-5-4
TEL:03-3966-3115
https://www.tohatsu.com/ffdp/jp/contact/

▶https://www.tohatsu.com QRコード




「インプラント工法®」による国土強靱化の推進
〈株式会社技研製作所〉

技研製作所は、無振動、無騒音の杭圧入引抜機「サイレントパイラー®」と、自然災害に強い「インプラント工法®」を用いた防災インフラを提案しています。

インプラント工法は、高剛性の鋼矢板や鋼管杭を地中深く圧入し、地震による地盤沈下や津波などの外力に耐える構造物(防潮堤や護岸、擁壁など)を造る工法です。東日本大震災の被災地では、多くの堤防が地震、津波で破壊された中、同様の構造を持つ鋼矢板の壁体は無傷で残りました。同工法は震災後に注目され、近年の震災、豪雨被災地の復旧や南海トラフ巨大地震、首都直下地震に備える地震津波対策に採用されております。

豪雨による破堤被害が相次ぐ近年は、同工法を用いた壊れない堤防「インプラントロック堤防」の提案に注力しております。堤防内に鋼矢板の壁体を築く工法で、盛土が崩れても壁体が越水や浸食、浸透による破堤を防ぎます。人命、財産を災害から守る「責任構造物」の整備を訴え、国内外で開発、提案活動を推進してまいります。

「インプラントロック堤防」の施工イメージ図

「インプラントロック堤防」の施工イメージ図



株式会社技研製作所 東京本社

東京都江東区有明3-7-18
有明セントラルタワー16階
TEL: 03-5328-1633
project@giken.com

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所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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