防災教育交流フォーラム
(防災教育交流会・中間報告会)
〈内閣府(防災担当)普及啓発・連携担当〉
1 防災教育チャレンジプランとは
国内外で大規模な災害が起きている昨今、またいつ災害がやってくるかわかりません。防災教育チャレンジプランは、このような災害に備え大切な命を守り、できるだけ被害を減らし、万が一被害があった時すぐに立ち直る力を一人一人が身につけるため、全国の地域や学校で防災教育を推進するためのサポートをする取組みです。
全国各地の防災教育への意欲をもつ団体・学校・個人等に対し、より充実した防災教育のプランを募集し、「防災教育チャレンジプラン」として選出した上で、その実践への支援を行います。実践団体は1年間の実践を行い、実践例や支援した取組みの内容を、年2回の報告会を通じて広く公開・共有します。
また、優れた実践に対して表彰を行うことで、全国の防災教育に取り組む団体・学校・個人やそのプランに光をあて、各地域で自律的に防災教育に取り組むことのできる環境づくりを目指します。
2 防災教育交流フォーラムについて
今年度の防災教育交流フォーラムは、より効果的な普及啓発、関係者同士の交流を促進させるため、「ぼうさいこくたい2019」にて本イベントを開催し、10月19日(土)防災教育交流会、及び、10月20日(日)中間報告会の2日間で延べ約300名にご参加いただきました。
①防災教育交流会
学習指導要領の改訂を踏まえた『これからの防災教育を語るキーワード~「学校」「地域」「カリキュラムマネジメント」~』をテーマとして、文部科学省職員による基調講演、及び、学識経験者・行政・福祉・教育の各界代表者による意見交換をパネルディスカッション形式で行い、防災教育のあり方などについて参加者と情報共有しました。

パネルディスカッションの様子
②中間報告会
令和元年度実践団体である学校、NPO等の15団体がこれまでの活動経過や今後の課題などについて中間発表を行いました。
各実践団体は、防災教育チャレンジプラン実行委員からのコメント等をもとに、活動内容の見直しやブラッシュアップを行い、令和2年2月15日(土)に行われる「活動報告会(東京大学地震研究所で開催予定)」において最終成果を発表します。

実践団体による中間発表の様子
防災教育チャレンジプランでは、今後もこのような支援を通じて、各地域で自律的に防災教育に取り組むことのできる環境づくりを進めていきます。
●防災教育チャレンジプラン