特集 防災ボランティア・NPO に関わる人々



企業と連携して災害ボランティア活動を支援
〈災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)〉

支援Pとは、企業、NPO、社会福祉協議会、共同募金会等により構成されたネットワーク組織で、災害ボランティアセンターへの支援を通じて、被災地の災害ボランティア活動を支えることを目的として活動しています。企業等からの寄付により、災害時には、災害ボランティアセンターの運営を支援する人材の派遣、資材や物資の提供、ITを活用した情報提供活動の支援、復興に向けた助成事業などを実施します。また、平常時には、災害支援に関わる調査研究、人材育成や啓発活動を行っています。

2018年は大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震などの大規模な災害が連続して発生し、災害ボランティアセンターの運営を支援する知識・技術・経験がある人材(運営支援者)の不足が課題となりました。一方で、西日本豪雨では、企業人による災害ボランティアセンターの運営支援活動が展開され、企業人の持つスキルが災害ボランティアセンターの運営において有用であることが明らかとなりました。また、災害が発生した際に、社員のボランティア活動参加を支援したいという企業が増えてきました。

そこで、今後は、より多くの企業人に災害ボランティア活動に関心を持っていただき、活動に参加する機会などを提供することをめざし、企業との連携をさらに深め、以下の2つの事業に取り組んでいきます。

1. NPOや社協関係者、企業人を対象とした、災害ボランティアセンターの運営支援者養成を行う。
2. 企業人を対象とした災害ボランティア活動の入門講座を開催し、企業人の災害ボランティア活動への参加を後押しする。

平成30年7月豪雨 岡山県倉敷市災害ボランティアセンター

平成30年7月豪雨 岡山県倉敷市災害ボランティアセンター



●団体の概要

正式名称:災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
設立:2005年1月
事務局:
社会福祉法人中央共同募金会
特定非営利活動法人さくらネット
▶https://shienp.net/ QRコード


所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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