三者連携・協働を推進するための内閣府とJVOAD（ジェイボアード）タイアップ宣言

〈内閣府（防災担当）普及啓発・連携担当〉

昨年は、大阪北部の地震、西日本での豪雨、北海道胆振東部地方の地震など災害が相次ぎ、人的・物的に大きな被害が生じました。災害時には、NPOなどの様々な団体や個人のボランティアの方々が被災地に駆けつけ、行政では手が届かない、きめ細やかな被災者支援活動を展開していただいています。被災者のニーズもますます多様化するなか、ボランティアの方々の継続的なご支援がますます重要になると考えています。

ボランティア活動の重要性に鑑み、内閣府としては、平時から行政・NPO・ボランティア等の三者が「顔の見える関係」となり、発災時には「情報共有会議」を開催し、連携の取れた支援を行うことができるよう、都道府県ごとに三者連携体制を構築することを支援しております。

この一環として、内閣府と特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク（以降JVOAD）は、「防災における行政のNPO・ボランティア等との連携・協働ガイドブック～三者連携を目指して～」（平成30年4月）の提言を踏まえた取組を協働して推進するため、山本特命担当大臣（防災）とJVOAD栗田代表がタイアップ宣言に署名をしました。

内閣府としてはこのタイアップ宣言を契機として、JVOADと連携して、多くのNPO・ボランティアとともに、行政・NPO・ボランティア等の連携促進・強化につながる取組を積極的に推進し、被災者支援が、より円滑かつ効率的に行われることを目指します。