シリーズ 一日前プロジェクト(第16回)

もし、1日前に戻れたら…
私たち(被災者)から皆さんに伝えたいこと

ないと不自由だったハブラシ(20代 女性)

平成18年梅雨前線による豪雨(平成18年7月)

防災袋というと、例えば水とか、トイレで使うものとかを思い浮かべますが、そういうものの中には、避難所に行けば支給されるものもあって、意外にタオルとかハブラシがほしかったなと思います。お金はいったん避難してしまえばそこから出られないので、すぐに使うことはありませんでした。
でも、ハブラシって、ないとすごくストレスになるんですよね。会社の同僚にも、ハブラシを買い忘れて、近くのお店まで戻ったおかげで、水がついた道路の渋滞にはまってしまって、帰ってくるのに1 時間かかった人がいましたよ。通常あることがあたりまえなものは、ちょっとしたものでも、ないとすごく不自由を感じるものですね。避難する時に、自分の場合は何が絶対必要なんだろうと、考えておいたほうがいいなと思いました。

被災者の実体験を聞く事ができる『一日前プロジェクト』は上記HPでも見ることが出来ます。家庭はもちろん、地域や職場等、
さまざまな話が掲載されていますので、企業の「社内報」や地域での「広報」に幅広く活用してください。

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内閣府政策統括官(防災担当)

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