もし、1日前に戻れたら…
私たち(被災者)から皆さんに伝えたいこと
山道の運転は命がけ〜のんきな自分にあきれる〜(20代男性)
平成18 年梅雨前線による豪雨(平成18 年7 月)
学校の終業式の日、友達と羽目を外して、夜中の2 時ごろに山道を運転して帰る途中であの豪雨にあいました。
途中の峠を越える時には、まるで遊園地のアトラクションみたいに、水たまりの上を走るたびに、ビシャッーっとものすごい水しぶきがあがるのです。最初のうちは、友達と「すげぇー」なんて、おもしろがっていましたが、そのうちに、前が完全に見えなくなるぐらいの水しぶきが10 秒間ぐらい続くので、笑い事ではなくなりました。
「これはおかしいぞ」と思いはじめましたが、山道で引き返すこともできず、スピードを落として走りましたが、正直、ちょっと怖かったです。いつもはトラックが多く通る道ですが、運良く対向車が来なかったから助かりました。
今思うと、無謀だったなと。気象情報をまったく気にすることもなく、のんきに夜の山道を車で行くなんてね。

https://www.bousai.go.jp/km/imp/
被災者の実体験を聞く事ができる『一日前プロジェクト』は上記HP でも見ることが出来ます。家庭はもちろん、地域や職場等、
さまざまな話が掲載されていますので、企業の「社内報」や地域での「広報」に幅広く活用してください。