Disaster Management News—防災の動き

中央防災会議
「地方都市等における地震防災のあり方に関する専門調査会」(第1回)

 近年、地方都市を中心に比較的大きな地震が頻発し、多くの地域が大きな被害にみまわれている中、地方都市特有の課題が明らかになってきています。その一方、各地の取り組みにおいて有効な対策として今後の地震対策に活かすべき教訓も得られています。
全国の何処でも発生が予想される大規模地震に対しては、様々な対策の充実を図る必要があります。とりわけ、防災対応力の強化という点で重点的な対策が必要となっている地方都市の地震対策に関しては、地方都市地域で発生した地震被害により得られた各種の教訓や課題等について調査検討を行い、地方都市の特性を踏まえて、より強化すべき対策や支援方策についてとりまとめることが重要です。
 そこで、これらの対策の具体化を目的として、平成22年1月に中央防災会議に「地方都市等における地震防災対策のあり方に関する専門調査会」が設置され、去る4月26日に第1回会合が開催されました。
 本専門調査会では、主な検討は以下のとおりです。
 ・孤立集落対策
 ・避難生活対策
 ・発災時の情報共有と連携
 ・長期避難後のコミュニティ再建
 ・情報発信、広報
 ・産業の再建等
 今後、全10回程度、会議を開催し、対策等を取りまとめる予定です。
中央防災会議「地方都市における地震防災のあり方に関する専門調査会」の内容については、内閣府防災情報のホームページをご覧ください。
https://www.bousai.go.jp//jishin/chihou/bousai/index.html

挨拶をする大島内閣府副大臣

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