Disaster Management NEWS— 防災の動き

新潟県中越地震から5年

 平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震から、本年で5 周年を迎え、合同追悼式が行われました。

被害と復興

 平成16年10月23日17時56分に発生したこの地震は、最大震度7を記録したほか、複数の大きな余震を伴うものであり、新潟県をはじめとして死者68名、負傷者4805名、住家にあっては、全壊3175棟、半壊1万3810棟、一部損壊10万5682棟もの被害を受けました。
 この地震により、一時は10万人を超える方々が避難生活を送り、さらに、旧山古志村の全村避難や応急仮設住宅での長期にわたる生活などにより、被災者の方々は多大な苦労をされました。また、各地で道路が寸断され、大規模な地すべりにより芋川(旧山古志村)では河道閉塞が発生するとともに、農地・農業用施設、林道や養鯉施設などに多大な被害が生じました。
 これまで被災地では、地元の方々をはじめとする関係者の尽力により、復旧・復興が着実に進められてきました。


合同追悼式

 平成21年10月23日の震災5周年の日には、新潟県と関係市町主催による合同追悼式が長岡市で開催され、政府を代表して大島内閣府副大臣が出席し、追悼の辞を述べました。
 政府としては、今後とも地元自治体と連携しながら、平成19年に発生した新潟県中越沖地震からの復興も含めて、被災地域が魅力ある地域として復興されるよう力を尽くしていきます。

地震から5周年の合同追悼式で追悼の言葉を述べる大島内閣府副大臣(10月23日)(写真提供:長岡市)

被災現場の復旧状況(長岡市妙見町)(写真提供:新潟県)

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内閣府政策統括官(防災担当)

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