第2節 日本の状況
2-1 気温
2017年の日本の年平均気温の1981〜2010年平均基準における偏差は+0.26℃(20世紀平均基準における偏差は+0.86℃)であった。日本の年平均気温は、長期的には100年あたり約1.19℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が頻出している。
日本の年平均気温偏差
日最高気温が30℃以上(真夏日)の日数については、統計期間1931~2016年で増加傾向が現れており(信頼度水準90%で統計的に有意)、日最高気温が35℃以上(猛暑日)の日数は同期間で増加している(信頼度水準99%で統計的に有意)。
[13地点平均]日最高気温