平成26年版 防災白書|第1部 第3章 第6節 6-1 災害の状況


第6節 平成25年11月末からの大雪等

6-1 災害の状況

平成25年11月末から平成26年3月にかけては、日本海側の降雪量は北日本の山沿い等を除いて全般に平年を下回ったところが多く、特に北陸地方の平地では平年を大きく下回った。一方で、2月上旬と中旬にそれぞれ1度、低気圧が発達しながら日本の南岸を通過し、太平洋側では広い範囲で大雪となった。特に、14日から16日にかけては、関東甲信地方を中心に過去の最深積雪の記録を大幅に上回る記録的な大雪となった。

この災害により、主に屋根の雪下ろし等、除雪作業中の事故等で死者95人及び負傷者1,770人の人的被害が発生した。また、住家被害については、住家全壊27棟、住家半壊40棟、住家一部破損2,210棟等の被害が発生した。また、2月14日からの大雪では、山梨県や長野県の一部の地域などでは、約6,000世帯以上が孤立したほか車両の立ち往生などが多数発生した。


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