5-7 放射線による健康への影響等に対する対策の推進
福島県民の中長期的な健康管理を可能とするため,平成23年度第2次補正予算により福島県が創設した「福島県民健康管理基金」に782億円の交付金を拠出し,全面的に福島県を支援している。また,政府一丸となって健康不安対策に確実に取り組むべく,平成24年5月に「原子力被災者等の健康不安対策に関するアクションプラン」を取りまとめた。同プランでは,(1)関係者の連携,共通理解の醸成,(2)放射線影響等に係る人材育成,国民とのコミュニケーション,(3)放射線影響等に係る拠点の整備,(4)国際的な連携強化の4つの観点から必要な施策をまとめており,今後,関係省庁等において各施策を確実かつ計画的に実行していくこととしている。