6−2 防災施設設備の整備


6−2 防災施設設備の整備

(1)林野火災の予防対策

農林水産省においては,林野火災を予防するため,全国山火事予防運動等林野火災の未然防止についての普及,予防体制の強化,予消防組織の育成,林野火災予防情報システムの整備等を地域単位で推進する事業及び防火林道を整備する事業につき助成を行う。また,国有林においても防火線の整備,防火林道の整備等を実施する。

23年度予算額 89,642百万円の内数 22年度予算額 210,100百万円の内数
(2)災害の防止に寄与する耐火建築物等に対する建設・購入資金融資

独立行政法人住宅金融支援機構等においては,災害の防止に寄与する耐火建築物等のうち,合理的土地利用建築物の建設・購入に対し,融資を行う。

(3)空港における消防体制の整備

国土交通省においては,東京,鹿児島,那覇空港の化学消防車の性能向上を図って更新を行い,北九州空港の空港用給水車の性能向上を図る。また,「空港保安防災教育訓練センター」については,専門的かつ総合的な消火救難訓練等の運用を行う。一方,空港救急医療体制については,老朽化した空港救急医療用資器材等の更新を行う。

23年度予算額 1,098 百万円 22年度予算額 1,126   差引増△減 △28  
(4)海上消防能力の整備

海上保安庁においては,海上火災に対してより的確に対処するため,消防機能を備えた巡視船艇を整備する。


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内閣府政策統括官(防災担当)

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