GPS観測結果により求められた東海地域のプレート運動


GPS観測結果により求められた東海地域のプレート運動
(Heki and Miyazaki【Geophys.Res.Lett.,2001,in print】による)
 
図1.日本列島lこおけるプレート運動。
AM:アムールプレート、NA:北アメリカプレート、PA:太平洋プレート、PH:フィリピン海プレート、IMP:伊豆マイクロプレート、ISTL:糸魚川・静岡構造線をそれぞれ示す。薄い灰色と濃い灰色の矢印は、それぞれ、AM一IMP、およびIMP−PH間の相対運動で本研究によりオイラーベクトルから推定されたもの。黒の矢印はGPS観測から得られたAMに対する伊豆地域の相対運動。点線で囲まれた矩形は200O年夏の伊豆諸島北部地域での地震・火山活動の領域(Kaidzu et al.,2000)。
 
図2.相対運動の長周期成分の収束の様子。
横軸は繰り返し計井の回数、縦軸は南海−駿河トラフ沿いの各要素断屏でのバックスリップの補正王のRMS価。右上の園は紀伊半島南端の2つのGPS観測点における相対運動の長周期成分の変化の様子。繰り返し計井が進むほど矢印の色が濃い。
 
国3.日本列島中央部における相対運動の長周期成分。
(a):AM(アムールプレート)に対する相対運動。
(b):EU(ユーラシアプレート)に対する相対運動。
(c):NA(北アメリカプレート)に対する相対運動。
細い灰色の矢印はGPSによる観測値、太い黒色の矢印はオイラーベクトルによる計算値。
 
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