2000年の2つ目の戦略的目標は、HAZUS地震被害評価モデルに基づいた総合地震被害測定を完成させることである。ボランティアのHAZUSユーザが、連邦緊急事態管理庁(FEMA)、カルフォルニア緊急サービス局、米国地質調査所、カリフォルニア保全局の鉱山地質部で構成される管理チームの指導も下にHAZUS製品およびシナリオの開発を引き受けている。Earthquake Probabilities in the San Francisco Bay Region:2000 to 2030(2000〜2030年にサンフランシスコ湾岸地域で発生する可能性のある地震)の表題で発表された1189年度の米国地質調査所メモの内容を基にして今後発生する可能性があると判定された地震のシナリオも作成された。(米国地質調査所、1999年)(図 11)