宮城県北部を震源とする地震(平成15年7月)
自主防災会にはお年寄りや子どもも参加
(東松島市 70代 男性)
今回はさいわい人身事故がなく、まだ救われましたが、災害が起きたときにはここに集まるとかいうものは、きちんと前もって決めておいて、それをみんなが守らなくちゃいけないと思いました。
例えば、災害時に市のほうから食料を持ってきてくれたときに、めいめいに届けてもらうわけにはいかないわけで、やっぱり、自主防災会をたちあげておいて、何か起きたときに、みんなの考えが同じで、同じ場所に寄れるようにしておく必要があるのです。
最近は自主防災会が増えていて、わたしたちのところも、今までの町内会をベースに自主防災会としての活動をはじめています。定期的にみんなと話し合ったり、おじいさんやおばあさん、子供たちにも防災訓練に出てもらったりしています。
この間も、防災訓練のときに、4年生ぐらいの子供に消火器を実際に使わせて、「ああ、オレでもできるんだ」ってやっているわけですけど、そういうふうなこともやってみればね、何かのときに役に立つ場合もあると思います。