急な気温の変化は何かが起こる前の予兆と心にとどめる

館林市の竜巻(平成21年7月)

急な気温の変化は何かが起こる前の予兆と心にとどめる

館林市 50代 男性 会社経営

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インタビュー日:2012年10月12日

館林は、夏は最高気温40.0℃を記録する地域として、毎年マスコミにも取り上げられるほど全国的に有名になりました。ですが、実際には災害の少ない地域としても知られています。これまで、地震や台風の被害もありません。

竜巻の起こった日は昼過ぎにぽつぽつと雨が降り出し、少ししてから強い風が吹き始めたのを覚えています。今思い起こしても、何の前触れもない夏の日の午後だったと思います。ただ思い返せば、竜巻の発生した日、あの日の朝の天気予報では「突風注意」と表示されていました。しかし、上州(じょうしゅう)は「からっ風」でも有名なところで、だれもが「風」には慣れっこになっている。そのせいか、だれもが大して気にもとめなかったのだと思います。

竜巻の発生前には、真夏であっても急に気温が下がり、涼しさと空気が止まったような静けさを感じたのを覚えています。あれが前触れだったといえるのでしょう。あの朝、前橋気象台が出した情報にもう少し注意していれば被害を軽減できたかもしれない。これも結果論ですが、自然災害の脅威に私たちはもう少し敏感でなければならないと思います。

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