「毎年1回、震災訓練の日に水害の記憶がよみがえる」

平成17年台風第14号(平成17年9月)

毎年1回、震災訓練の日に水害の記憶がよみがえる

(杉並区 60代 女性)

9月の第1日曜日にやろうと区長の呼びかけで始めた第1回目の震災訓練のその日の夜に水害にあったから、去年やったときも、「ああ、そう言えば去年の今ごろだったんだね」ということになりました。今年も、「ああ、あれはもう2年前なんだ」ということになるから、みんな絶対忘れないんです。

あの時は、低気圧が異常に発達しちゃって、ドカンと来たわけです。天気予報を聞いて、ある程度予測していたけれど、あれだけのものが来るとは誰も想像できませんでした。で、それがトラウマ になって、今でも雨が強く降るとすぐ心配になります。

「災害は忘れたころにやってくる」と言いますから、毎年1回、訓練の日にあの日のことを思い出す、水害があったことを忘れないということは、とても大切だと思います。

※トラウマ(心的外傷):個人に心理的に大きな打撃を与え、その影響が長く残るような体験

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