「脱輪した乗用車は、普通タイヤを履いた県外ナンバー」

山陰地方の大雪(平成22年12月~23年1月)

脱輪した乗用車は、普通タイヤを履いた県外ナンバー
~ナビ頼りの脇道も危険~

(安来市 40代 男性 運輸会社社員)

この時期、普通タイヤで走るのだけはやめてほしいですね。今回に限らず、脱輪などのレッカー移動に行くと、普通タイヤの人が本当に多い。そのほとんどが県外ナンバーの車です。

普通タイヤに装着できる簡単なチェーンがありますが、それで高速道路を70~80キロメートルで走ると、片方が外れてバランスを崩し、滑りやすくなります。スピードが速いと、とても危険です。金属のチェーンでも、50~60キロメートルが限界。けっこう横滑りもしますしね。また雪がないところを走ると、切れやすくなります。雪道に慣れていないかたには、そういった知識も不足しています。

地元の人間は、通っても大丈夫な脇道を知っていますが、県外の人がナビに従い、除雪されていない脇道に入り、ハマってしまうというケースもよくありましたね。

それと目についたのが、四輪駆動車の脱輪です。車の性能を過信してしまっているからか、無理をするんでしょうね。四駆は4本のタイヤが全部いっしょに滑りだすと、もう止められません。

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