「第30回防災ポスターコンクール」受賞作品決定
第30回防災ポスターコンクール受賞者のみなさん
内閣府と防災推進協議会では、幼児から大人まで国民のみなさまを対象に、毎年「防災ポスターコンクール」を実施しています。
昭和60年から実施し、今年で30回目の開催になるこのコンクールは、ポスターを描くことをきっかけとして、学校や家庭で国民一人ひとりの防災意識をより高めて、災害による被害を少なくすることを目的に、11476点の応募の中から、「防災担当大臣賞」、「防災推進協議会会長賞」、「佳作」及び「入選」を選出し、1月20日（火）に「防災担当大臣賞」と「防災推進協議会会長賞」受賞者の表彰式が行われました。
表彰式に出席した山谷内閣府特命担当大臣（防災）は、「力作が多く、選定に当たっては審査員の皆様も悩まれ、特に想いが伝わる作品が選ばれました。昨年も広島における土砂災害や御嶽山の噴火、長野県北部を震源とする地震など日本各地で様々な災害が発生しました。災害を減らすために、「起きてからでは遅い！」という心構えで、日頃から地域で防災に取り組むことが大切です。併せて、大雨の警戒情報などが出たら、行政からの避難勧告がなくても、自分の判断で「安全な所へ」「早めの避難」で命を守る必要があることを訴えるとともに、これからも、友人や学校・地域の方々と、防災について考えていただき、災害に備えた「たすけあいの輪」が広がっていくようにご協力をお願い申し上げます。」とお祝いの言葉を述べました。
続く表彰状授与においては、山谷内閣府特命担当大臣（防災）、近衞防災推進協議会会長（日本赤十字社社長）から受賞者の皆さんが、やや緊張した面持ちで賞状と副賞を受け取りました。
山谷防災担当大臣から賞状授与
近衞防災推進協議会会長から賞状授与
皆様の作品については、今後、「防災白書」を始めとする内閣府が作成する冊子への掲載や、作品の展示を行い、一人でも多くの方に防災への関心を高めていただけるよう努めていきたいと考えております。
みなさまもポスターをきっかけに防災について考えてみませんか？
防災担当大臣賞（5作品）
幼児・小学1年生の部
野々村 有莉（富山県／富山市立大広田小学校）
小学2～4年生の部
榊原 悠斗（愛知県／だれでもアーティストクラブ）
小学5・6年生の部
佐藤 隆斗（徳島県／アトリエ遠渡（髙木教室））
中学生・高校生の部
稲葉 稜己（茨城県 ／つくば市立筑波東中学校）
一般の部
西山 あかり（新潟県／長岡公務員・情報ビジネス専門学校）
防災推進協議会会長賞（5作品）
幼児・小学1年生の部
新美 優月（愛知県／だれでもアーティストクラブ）
小学2～4年生の部
横田 くるみ（茨城県／茨城県潮来市立延方小学校）
小学5・6年生の部
波多野 楓（奈良県／王寺町立王寺小学校）
中学生・高校生の部
森 みな美（東京都／アトリエIT（イット））
一般の部
岩田 悠子（岐阜県／岐阜県立岐阜総合学園高等学校）
佳作（23作品）
入選（207作品）
受賞作品はhttps://www.bousai.go.jp/kyoiku/poster/index.htmlからご覧になれます。