行事実施協力者
本行事は、ディスカッションや体験活動を行うため、行事の進行を担う指導者及び体験活動で参加者と一緒に活動を行うなどして指導者を補助する人々の協力を得る必要がある。
指導者として必要と考えられる要件は、
- 1. 参加者に対して防災ボランティアに関する講義ができること(高校生などの若い世代の人々を対象とした行事に経験豊富であることが望ましい)。
- 2. 体験活動の進行管理を円滑に行えること。
- 3. ディスカッションにおける司会進行の役割を果たせること。
- 4. 行事の企画立案の過程において、主催者に適切な支援、助言をしてくれること。
指導者を補助する人々としては、体験活動中の安全確保やボランティア活動の経験のない参加者への対応も考慮して、
- 1. 体験活動で行う各活動メニューに精通しており、参加者の指導が可能であること。
- 2. 平常時から指導者との関係があるなど、指導者との連携が円滑に行われること。
- 3. 平常時から行事実施場所又はその地域に密着して活動していることが望ましい。
- 4. 作業に必要な資器材の確保等を独自に行えることが望ましい。
条件に該当する人として「震災がつなぐ全国ネットワーク」事務局長・石井布紀子氏を指導者とすることにした。
また、指導者を補助する人々としては、「震災がつなぐ全国ネットワーク」構成団体であり、現在も西宮市内を中心とした応急仮設住宅などで様々な活動を続けているボランティア団体「プロジェクト“結ふ”」に依頼することにした。
●指導者プロフィール●
石井 布紀子 平成7年阪神・淡路大震災直後に緊急援助グループ「DENNEN」の事務局世話役をつとめ、同年8月より、復興支援まちづくりグループ「プロジェクト“結ふ”」代表に。現在、「震災がつなぐ全国ネットワーク」事務局長。全国ボランティア研究集会全国委員、関西学院大学非常勤講師を兼任。市民活動の向上、市民主体のまちづくり推進などにとりくんでいる。●協力団体プロフィール●
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プロジェクト“結ふ”
平成7年8月、阪神・淡路大震災緊急救援グループ「DENNEN」の活動を引き継ぎ、仮設住宅へのケアを検討しながら発足したグループ。会員、会則をおかず、誰でも気軽に参加できる方向性を探るうちに、16のプロジェクトが生まれ、仮設住宅での個別訪問から駅前のリサイクルショップの運営など、幅広く市民の自発的な事業が展開されてきた。修学旅行時の研修受け入れや、各地域でのボランティア講演会・学習会などの受け入れも積極的に行っている。
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