現在の防災ボランティア関係情報

防災ボランティアを希望される方のためのポータルサイト

内 閣 府(災害予防担当)
作成 平成16年07月20日10:00
更新 平成19年03月08日17:00

各種災害におけるボランティア活動の促進に資するため、最小限の情報と、活動に必要なリンクを掲載しています。
(ボランティア以外の、災害全般に関する公式情報は、「内閣府(防災部門)トップページ」の「災害緊急情報」のボタンで参照してください。)

[注意事項]ホームページの情報はどうしても時間差が生じます。 必ず、リンク先の「最新の内容」をリロード(再読込)して下さい。

概況

災害時の救援だけが防災ボランティア活動ではありません・・・マスコミの報道が少なくなったときこそ支援の目を

(参考)
[水害ボランティアマニュアル(H19.02)](日本財団レスキューストックヤード)イラストを用いた分かりやすいマニュアルが刊行されました。
 問い合わせ先など、詳細な情報は、「福祉救援・災害ボランティア情報」を参照 → [参照ページ]

※災害ボランティアセンターは順次閉鎖されていますが、地域によって災害ボランティア活動が継続し ている場合もありますのでご留意ください。
 被災地の自治体、ボランティアセンターや、義援金等に関する公式ホームページ等にも注目し、息の長い関心と多様な支援をお願いいたします。

※「自分や家族が 被災者にならない」「自地域が被災地にならない」ことが最大最良のボランティア活動です。
 「自助」「共助」は自然現象が起きる前までが勝負です。何も起きていないときこそ、まず自分の身の回り・ご近所に目を向けてみませんか。
※寒冷環境下での活動の際はどうかご注意ください。無理をしない・病気にならないこともボランティアの立派な心がけです。

災害情報を読む前に・・・防災ボランティアに関心がある方へ

1.【防災】とは 未然の予防・普及活動から、応急・避難、そして復旧・復興にも関心を

「防災」とは、「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ること」をいいます。<災害対策基本法>
 つまり、「予防(訓練・啓発)」から、「応急・避難生活支援」、そして「復旧・復興・生活再建」など、事前から事後にいたる「災害の全ての局面」に掛かる用語です。
 目に見えやすい華々しい活躍だけでなく、平時に家具の固定や、支援や手当のしかたなどを学ぶことや、災害から長期間経過後も被災地の活性化に末永く助力するなど、従来あまり目に見えにくかった活動により、「災害の総規模」を飛 躍的を小さくすることができます。

 救援活動は終了しても、 復旧・復興はこれから、という地域もたくさんあります。
 また、災害救援だけでなく、平時の予防や訓練、防災意識の啓発など、防災ボラン ティアには、さまざまな参加のしかたがあります。
 防災ボランティア活動は、「思い」だけでも、また「学び」だけでも成立しません。 「思い」と「学び」を両立させるために、
 平時から、下記のような各機関の防災ボランティアに関する情報を見て、ご理解をお願いいたします。

[内閣府(防災担当)(「現在の防災ボランティア関係情報< このページです>)、(「みんなで防災」<ボランティア活動の基礎情報があります >)])]
[厚生労働省(ボランティア活動 について別ウインドウで開きます)] [内閣府国民生活局(ボランティアweb別ウインドウで開きます)]
[全国社会福祉協議会(災害時のボ ランティア活動について)(ボランティア・市民活動のペー ジ別ウインドウで開きます)(福祉救援・災害ボランティア情報Blog)]
[中央共同募金会(災害 支援情報)] [日本赤十字社(救援金)(防災ボランティア)(災害救護)(災害救護活動情報)]
[「ひろがれボランティアの輪」連絡会議] <全国的な、ボランティア活動団体及びその支援団体等からなる協議会>

 防災ボランティア活動の関係者に、ボランティアの支援環境整備等につき議論して頂いています。
 下記にある資料と発言録を通じて、現場の防災ボランティア活動の実情につき御理解を深めていただければ幸いです。

3.【ボランティアに行きたいという方へ】

・・・ いま、そこで、あなたに もできることがあります

= ボランティアへの活動募金や観光や産業面への息の長い支援を
= 「問合せ災害」・「ボランティア災害」・「支援物資災害」などの原因者にならないために留意すべきことがあります。

 まずは「興味を持ち」「知ること」から。そして「身近でできるところ」から。誰もが「自分が被災者にならない努力」をすれば、きっと災害は小さく少なくなっていきます。
 自分が被災地に行ったり、物資を送ることはもちろん尊いことですが、現地のボランティアが円滑に活動するためのお金も重要です。交通費分、あるいは、送るつもりの物資をお金に換える、あるいは、自分が今いる場所でバイトしたお金などを、センターの活動基金に送ることも立派なボランティアです。(送り先については、デマ情報に惑わされることのないよう各センターの公式ホームページを参照してください。)また、「赤い羽根・共同募金」の一部もボランティア団体やボランティアセンターの活動資金になっています。
 また、応急的な救援局面から、復旧そして復興へと、継ぎ目無しに、息の長い多様な支援を続けていくことも大事なことです。報道が少なくなっても、被災地について、末永く関心を持ちつづけることは、とても・とても、大事なことです。
 被災地では大きな被害が生じていますが、その周辺の地域でも風評被害で悩まれています。地域全体の活力の維持・回復のために、観光イベントへ参加し盛り上げたり、地元産品の購入などを通じて、周辺地や順次回復していく被災地を、心の交流や経済面で支えることは、被災地の方々の生活再建=自助をたすけるために、とても重要なことです。
 住宅の耐震化や、被災地への寄付、防災に対する知識を身につけることは非常に重要ですが、それを騙って高額であったり虚偽の内容の商売している等のトラブルがあるようです。例えば、特定の講座や資格を取得をすることだけで、ただちにボランティアセンターなどの防災のリーダーとして認められるわけでは ありません。少しでも不安・不審に思ったら、お近くの自治体等の消費者生活窓口にご相談してください。 → [国民生活センター別ウインドウで開きます] [お近くの消費生活センター別ウインドウで開きます]
 また、災害直後のボランティアだけが防災に資する活動ではありません。平時からの活動の延長が重要です。普段から、お近くのボランティア・市民活動セ ンターなどで、防災以外のさまざまなボランティア活動に参加されてみてはいかがでしょうか。
 → [ボランティア・市民活動とは別ウインドウで開きます] [近所のボラセンを知りたい別ウインドウで開きます]

 ★参考になります [消防庁e-カレッジ(ボランティアコース)別ウインドウで開きます] [災害ボラの基本事項(全社協)]

4.【問合せの前に】

ボランティアは、なによりも、まず、「自分で調べる」ところから

 現地への電話での問合せは、現地の人力・回線の負担を費やします。テレビ・ラジオ・インターネットで、信 頼できる情報源をもとに、みずからが積極的に情報収集することからはじめましょう。まずは、県の「災害ボランティアセンター」のホームページ(無ければ、県庁や県社会福祉協議会のHP)を見てみましょう。現地への問い合わせは、その後で、熟慮の うえ行ってください。また、連絡手段は、必ず各ボランティアセンターの指定する手段で行ってください。その際には、資格や特技、車両持込みの有無などを伝えた上で、先方からの参加の可否の確認を。
 長期的な観点では、被災地の周辺地や過去の被災地にも興味を持ち、その地を訪問したり地産品を購入することも、被災者の自立を支える立派なボランティア活動です。まずは「正確に知ること」、そして「身近なところから行動に移すこと」から始めてみてはいかがでしょうか。
 また、災害はいつ起きるか分かりません。被災地の負担にならないように、平時にあらかじめ「ボランティア保険」に加入しておくなど、ボランティア活動に行くための具体的な準備をしておくことが大事です。

 ★参考になります [福祉救援・災害ボランティア情報(全国ボランティア活動振興センター)、災害ボラの基本事項(全社協)]

5a.【ボランティア(個人)の方へ】

 大規模な被害を受けた地域では、物資も人力も、一定の単位で、現地のルールに従って動く必要があります。また、災害の状況や ボランティアニーズは日々刻々変化しています。現地で不要な人材になって気まずい思いをしないよう、必ず、現地ボランティアセンターの情報を収集し、登録し、その指示のもとで行動してください。治安上の問題もありますから、勝手に個別訪問したり することは避けてください。
 最近は、被災地と被災地外のボランティア等が協働して、初めての方も参加しやすい「ボランティアバス」「ボランティアパック」などを企画していることがありますので、現地ボランティアセンターや、お近くの防災ボランティア団体のホームページを御参照ください。

 ★参考になります [み え発・災害ボラパック別ウインドウで開きます(三重県ボランティア情報センター)]

5b.【ボランティア(団体)の方へ】

ボランティアセンターやボランティア団体を支えてくれる人々・しくみがあります

 寄付者から被災者へ援助が円滑かつ確実に伝わるためには、お知らせ・募集・分類・輸送・配布など、多くのひとびと・組織・行政の協働が不可欠です。活動入りや物資搬入の前には、必ず現地ボランティアセンターや現地自治体・自治会等に連絡をとり、その指示に従って行動してください。被災地は、地元の方にとっては、プライバシーのある「生活の場」であるという認識が必要です。
 また、現地では、物資も人力も細かい差配が困難です。域外で、あらかじめ現地で扱いやすい単位・規模で現地入りするようご配慮ください。物資は中身が分かり配りやすい単位で、人力ではあらかじめチーム分けしたり、往路で参加者に心構えなどを伝達できるボランティアバス・パックなどが喜ばれてるようです。その際も、大前提として、行く側のニーズの把握のためにも、来られる側の受け入れ態勢のためにも、必ず現地ボラセンと密な連携をとってください。

 ★参考になります [被災地での災害ボランティア活動の経費について助成申請を受付中](中央共同募金会)

5c.【災害ボランティアセンタースタッフの方へ】

速やかで定期的な情報発信が大切です

 断片的な報道や不確かな情報の流通は災害時には常に発生しがちです。そのため、できるだけ速やかに災害ボランティアセンターの公式ホームページを立ち上げ、正確な情報の流通に努めて下さい。これによって不要な物資や準備が無いままでの大人数の来襲が避けられるとともに、被災地内にもニーズを取りまとめる場が出来たことを知らせる効果もあります(基本的には被災地内は対面とビラの対応になるようです)。
 災害直後には、情報を発信できる方を確保するのが難しいことも多いので、まずは行政や地元の社会福祉協議会に伝達し、行政ルート、社協ルートで情報を共有・伝達することも大事です。また、平時→災害時→復旧復興時と、継ぎ目のない速やかな対応を実現するために、平時にボラセン設置者関係者会議や常設のブログなどを設置しておくことも有効です。

 ★参考になります [ボランチュねっと(沖縄県ボランティア・市民活動支 援センター)]

6.【実際にボランティア活動に行く方へ】

・・・ボランティアは自己完結が大前提。ボランティア災害を起こさぬよう気をつけましょう。

■確認■
「被災地の負担にならない・家族知人に心配を掛け ない」のは大前提。間違っても「自分が助けられる側にならない」ように。
状況は刻々変化しています。次の豪雨が迫っていたり、余震があったり、晴れていても地盤が緩んでいたり、避難指示が出されている場合もありえます。活動に行かれる直前にもテレビ、ラジオのニュース・気象情報、及び、現地ボランティア本部のホームページ等で、最新情報を絶対に・必ず確認し、その指示に従ってください。
 また、初めて参加される方やそうでない方も、「みんなで防災(内閣府)」や「ボランティアに行きたい人必見!(三重県ボランティア情報センター提供)」などのホームページで、事前に、装備や心がまえ等を予習・再確認しておきましょう。災害ボランティアは地元や家族に負担を掛けないのが大前提です。「背伸びせず、ガマンしないこと」「無理をしないこと」「流されないこと」を心がけて、間違っても自分が助けられる側にならないよう、体調の管理やケガの防止に万全を期してください。
 また、あえて危険な地域に赴くのですから、ご家族等への連絡や、万一の際のために、出発前にボランティア保険やご自分が加入している保険の内容を確認する等、ご家族や周りの方に心配やご迷惑を掛けないための、生活面でのリスク管理も重要です。
 被災地は地元の皆さんの生活の場です。被災された方々のご心情を十分に慮って、節度ある服装・言葉づかいなど全ての態度にその配慮を。

 ★参考になります
 [ボランティア活動保険別ウインドウで開きます](全国社会福祉協議会)・・・保険加入はリスク管理の基本です。保険適用の範囲などは、必ず自分で確認し理解しておきましょう
 [水害ボランティアマニュアル(H19.02)] (日本財団レスキューストックヤード)・・・イラストを用いた分かりやすいマ ニュアルです。
 「熱中症保健指導マニュアル別ウインドウで開きます(環境省)」「熱中症を防ごう(日本体育協会)」・・・水分と塩分と休憩は必須です(夏期でなくても、熱中症は発生します)
 鹿児島県社協「ボランティアをされる皆さまへ 別ウインドウで開きます」・・・災害時のボランティア活動の注意事項の一例

各災害毎の情報

ボランティアニーズや募集条件は日々変動しています。各公式HPを毎回リロード(再読込)して、最新情報を得してください

<参照先> 福祉救援・災害ボ ランティア情報(全国ボランティア活動振興センター)→ ../../../../tolink/out713.html

<平成19年度>

<平成18年度以前>

(参考情報)静岡県袋井市 竜巻災害ボランティア関連情報

  • 「袋井市災害ボランティア支援本部」(H19/02/15設置 09:10-撤収15:00)
    H19.02.14 18:00ごろ袋井市諸井地区で竜巻。、民家、工場、店舗等で被害。
    H19.02.15 09:10に、袋井市役所災害ボランティア班と袋井市社協が協議し「袋井市災害ボランティア支援本部」立上げ
    ・場所=「スロットマグナム浅羽店駐車場」
     スタッフ=行政職員1名、社協職員3名
     市内の関係者で対応が可能との見通しから、同日15:00に支援本部」撤収
     (以上、福祉救援・災害ボランティア情報(第38号))

新潟県中越地震災害 ボランティア関係情報

被災地の復興に向けてはさまざまな協力のしかたがあります。

[新潟 県庁情報別ウインドウで開きます] [ボラ ンティア活動情報別ウインドウで開きます] [市町村窓口 (pdf) 別ウインドウで開きます] [受入状況 (pdf) 別ウインドウで開きます]
[新潟県社会福祉協議会別ウインドウで開きます] [新潟県共同募金会]

義援金募集情報、義援金受入状況があります。
[新潟県災害救援ボランティア活動 連絡会別ウインドウで開きます] [中越復興市民会議別ウインドウで開きます]

■宅島噴火災害 ボランティア関係情報

・・・必ず下記のHPを参照して現状を把握してください

■平成18年度災害について

■平成17年度災害について

■平成16年度災害について

共通情報

・・・地域防災は、まず地元の市町村・都道府県の防災担当に。多くの自治体では防災・災害のホームページを有しています。
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