災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 平成18年3月
1783 天明浅間山噴火
報告書の概要
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<概要>
1783年(天明3年)4月9日、浅間山が噴火し、降下した火砕物により家屋の焼失や倒壊、用水被害や交通遮断等が起こすとともに、鎌原火砕流/岩屑なだれと天明泥流により浅間山北麓から利根川流域を中心とする関東平野に甚大な被害をもたらした。(死者:1624人、流失家屋:1151戸、焼失家屋51戸、倒壊家屋130戸余り)
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<教訓>
この災害の記録は比較的多く、絵図は被災の記憶を伝え、その全体像のイメージをよみがえらせてくれる。各地に残る石造物は被災の記憶を伝えるものもあれば、復興の功績を伝えるもの(報恩碑)もある。またそのような石造物の前では供養祭が220年の永きにわたって続けられており、災害教訓の継承という意味では貴重かつ重要な例である。
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<広報「ぼうさい」>
シリーズ「過去の災害に学ぶ」(第9回): 広報「ぼうさい」 (No.35)2006年9月号、 16-17 (PDF形式:614.2KB)
ページ
報告書(PDF)
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表 紙
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口 絵
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目 次
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はじめに
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第1章 天明3年浅間山噴火の経過と災害
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第2章 よみがえった「天明3年」
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第3章 復興への努力と災害の記憶
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おわりに〜天明浅間山の教訓〜
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資料編
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災害概略シート
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謝 辞
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奥 付