03.各地で情報通信に関連する機能が停止した。


【区分】
Ⅶ.台風第21号
第3期 被害発生期
3-1.全国の被害の概要
2.ライフラインの被害
【教訓情報】
03.各地で情報通信に関連する機能が停止した。
【文献】
◆○ 通信関係の状況(総務省調べ:10月7日15時00分現在)  1 NTT西日本  ・土石流の影響により、三重県多気郡宮川村の中継光ケーブルが断線し、約610回線が不通となっていたが、10月4日17時までにすべて復旧。   災害用衛星電話による特設公衆電話の30日16時頃設置。  ・上記の他、ケーブルの断線等の影響により、約2,780回線が不通であったが、3日14時頃までにすべて復旧。  ・三重県全域(局番:059エリア)で「災害用伝言ダイヤルサービス171」を、29日13時から運用中。  <10月4日15時現在の利用実績>録音:約1,600件、再生:約3,200件  2 九州通信ネットワーク  ・鹿児島県内において、光ケーブル22回線が断線していたが、30日15時までに全て復旧。  3 携帯電話事業者等  ア NTTドコモグループ  ・伝送路断等により、基地局49局が停波していたが、47局が復旧し、現在2局(三重県1局、愛媛県1局)が継続中。  ・三重県全域で「i-mode 版 災害用伝言板」を29日13時から運用していたが、30日19時に運用を終了。  <9月30日19時までの利用実績> 登録:約1,500加入者  イ au  ・伝送路断等により、基地局38局が停波していたが、10月4日14時50分までにすべて復旧。  ・29日12時20分から、三重県内の一部地域(津市、久居市、松阪市等)において発信規制(最大70%)を実施したが、同日21時42分までに解除。  ウ ボーダフォン  ・伝送路断等により、基地局236局が停波していたが、227局が復旧し、現在9局(三重県8局、愛媛県1局)が継続中。  4 重要無線通信関係  ア 三重県所属防災行政無線  ・三重県において、29日午後から停電により予備電源で運用し、移動電源車で仮復旧中であったが、10月2日0時50分に完全復旧。  イ 三重県所属水防用テレメータ子局  ・ 9月29日11時頃から水没等により停波(3局)、復旧予定不明(半年程度かかる見込み)。 ◆○ 放送関係の状況(総務省調べ:10月4日15時00分現在)  1 地上放送関係  ・九州地方(鹿児島県)において、停電の影響によりテレビ放送用中継局(南日本放送、鹿児島テレビ放送、鹿児島讀賣テレビ)が停波し、   約1万8千世帯が放送を受信できない状況であったが、30日午前9時現在全て復旧済み。  2 ケーブルテレビ  ・よさこいケーブルテレビ(株)(高知県)において、落雷による機器の障害により提供世帯の一部について放送中断していたものは、復旧済み。  ・三豊ケーブルテレビ放送(株)(香川県)において、土砂崩れにより提供世帯の一部について放送中断、現在、仮復旧。  ・岡山県、山口県、愛媛県、熊本県及び鹿児島県において停電により提供世帯の一部について放送を中断していたものは、復旧済み。 (総務省調べ:10月4日15時00分現在)

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