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内閣府ホーム > 内閣府の政策 > 防災情報のページ > 広報・啓発活動 > 災害被害を軽減する国民運動 > 地震火山こどもサマースクール(減災への取組)
特徴
1.
過去の大きな地震や火山活動を素材に、災害と不可分な郷土の成り立ちなど地震や火山が与えた恵みと、災害への備えの必要性を子どもたちに理解・納得させる参加・体験型のイベントである。
2.
実験や野外観察などで、チーム対抗のゲーム型式で課題を与えて考えさせながら、専門家から一方通行に教えるのではなく、対話の中で子どもの好奇心を刺激し学習効果を高めるためのプログラム作りに配慮している。
「地震火山こどもサマースクール」は、日本地震学会と日本火山学会の委員会を中心にした実行委員会が主催する、子どもたちへの防災教育のための参加・体験型イベントである。
第1回となった1999年以降、これまでに全国各地を会場に計11回開催されている。
地震火山こどもサマースクール(1)
地震火山こどもサマースクール(2)
地震火山こどもサマースクール(3)
地震火山こどもサマースクール(4)
目的
研究の最前線にいる専門家が、子どもの視点まで下りて、地震・火山現象の仕組みや本質について直接語る。
災害だけでなく、災害と不可分の関係にある自然の大きな恵みを伝える。
第1回の「地震火山こどもサマースクール」は、日本地震学会学校教育委員会の初代委員長であった桑原央治氏の「ぜひ子どもたちにも地球が生きて呼吸をしている現場を踏ませてやりたい、研究最前線のダイナミズムを実感してほしい」との呼びかけにより、日本地震学会と日本火山学会の有志が集まって、1999年8月に開催された。
過去に大きな地震や火山活動があった全国各地を会場に、これまで計11回開催されており、地元や近県から多くの小中学生や高校生が参加。現在は、地震学会普及行事委員会と火山学会の事業委員会が中核となって開催している。
3.
これまでの実施概要は以下のとおり。
(1)
第1回「丹那断層のひみつ」(1999年8月20-21日:静岡県函南町)
(2)
第2回「有珠山ウォッチング」(2000年8月26-27日:北海道牡瞥町・虻田町)
(3)
第3回「地震火山・世界こどもサミット」(2001年7月20-22日:東京都大島町(伊豆大島)
(4)
第4回「活火山富士のひみつ」(2003年8月2-3日:静岡県富士市)
(5)
第5回「Mt.Rokkoのナゾ」(2004年8月7-8日:兵庫県神戸市)
(6)
第6回「霧島火山のふしぎ」(2005年8月19-20日:宮崎県都城市)
(7)
第7回「湘南ひらつかプレートサイド物語」(2006年8月12-13日:神奈川県平塚市)
(8)
第8回「箱根ひみつたんけんクラブ」(2007年8月4-5日:神奈川県箱根町)
(9)
第9回「都(みやこ)を作った盆地のナゾ」(2008年8月23-24日:京都府京都市)
(10)
第10回「萩の景色のひみつ」(2009年8月8-9日:山口県萩市)
(11)
第11回「室戸ジオパークを610(むろと)倍楽しむ方法」(2010年8月7-8日:高知県室戸市)
4.
直近の第11回「室戸ジオパークを610(むろと)倍楽しむ方法」のプログラム概要は、以下のとおり。