漁業を支える造船業 ~団結して復興を目指す~

東日本大震災(平成23年3月)

漁業を支える造船業 ~団結して復興を目指す~

気仙沼市 40代 男性 造船所社長

漁業を支える造船業 ~団結して復興を目指す~のイラスト
インタビュー日:2012年9月24日

漁業が基幹産業の気仙沼にとって、造船所関係の事業所は、1つ1つの事業所をみると、決して規模は大きくないのですが、事業所全体として、気仙沼にかかせない業種となっています。私もその中の1つの事業所として、造船所を経営しています。

結局、会社は2階のテーブルの下まで水に浸かるという被害を受けました。この未曽有の災害に気持ちもなえて造船所をたたんでしまうことも、脳裏によぎりましたが、ここでくじけている場合ではありません。

ダメだったらダメでもいいという気持ちで、とりあえずは復旧をすることにしました。そのためには、造船所関係のみんなが一緒になって復旧しないと仕事は再開できません。

地盤沈下したところを、元に戻すにしても今の段階では投資もできません。造船所を含め、鉄工所、電装会社、エンジン整備会社、塗装会社、船具会社が1か所に集まり、一緒に協力をすれば復興もできるのではないかと、今では考え始めています。

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