「友人との情報交換・役割分担で協力体制を」

東日本大震災(平成23年3月)

友人との情報交換・役割分担で協力体制を

(仙台市若林区 40代 女性 主婦)

一家4人、全員無事でしたが、何よりも困ったのは土日で1週間分まとめ買いするのが通例だったので、食料に余裕が無かったことです。何とか数日耐えましたが、そのあともスーパーに数時間も並ぶ、ガソリンスタンドでの給油に4時間待ち・・・。

今まで想像したこともなかった日々が続きました。そんな中でも時間が経つと、色々な情報が入ってくるようになりました。

明日はあそこのスーパーが開店する、野菜がたくさん入荷する、あのコンビニにお水が大量入荷するなど。Twitter(注)などでも色々な情報が上がってきました。そこで友人たちと積極的に情報交換をし、さらに役割分担で協力体制を組みました。

一人はスーパーに並び野菜をメインに買う、一人はドラッグストアで日用雑貨を買う、一人は別のスーパーでお米を買う・・・など。

そして、それぞれの買い物終了後に合流し、均等に配分しました。体一つではできることに限界があるので非常に効果的でした。

震災が起きてからでは遅い・・・。やはり、普段からのお付き合いや情報交換など、主婦には大事なことなんだなと改めて痛感。

何か起きた時に、助け合える友人が周りにたくさんいることが大事なのではないでしょうか。

(注)Twitter:ウェブ上に公開されている、140文字以内の短い投稿(ツイート)を入力して、みんなで情報を共有する無料のサービス。

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