東日本大震災(平成23年3月)
被災地では携帯電話は繋がらず
~他の連絡手段を決めておこう~
(仙台市太白区 30代 女性 会社員)
震災当日はちょうど外に出ていて仕事をしていました。
地震が起こり、立っていられないほどの揺れに地面に倒れてしまいました。その後、家族と連絡を取る事すらできず、どこで何をしているのかと心配しましたが、携帯電話を命綱として使用している現代人は、何かが起こった時に脆いものだと知りました。
私の会社のある場所では、使用している携帯電話は繋がったのですが家族のいる場所では全く繋がらず、連絡がつかない状況でした。
緊急時の連絡先を家族で話し合っておけば、もっと早くに安心できたかもしれません。真っ暗闇の中を車で走りながら、そんな事を思ったのを覚えています。
いざというときの、携帯電話以外での安否確認は家族内で絶対に決めておくべきだと痛感しました。