宮城県北部を震源とする地震(平成15年7月)
「倒れたらあぶないな」と家具固定
~前の地震が教訓に~
(石巻市 50代 女性)
地震があったときには、私とおばあさんは台所で朝ご飯の用意をしていました。主人と娘は座敷のほうで、お布団でまだ寝ていた状態だったんですけれども、急に、ガ、ガ、ガーっと来たものですから、私は柱にしがみついて、お父さんと娘の名前を叫び続けていただけでした。動こうにも動けなかったのです。
母のほうは、とっさにやかんを火にかけていたので、火をとめなきゃと思ったらしくて、流しのほうに行ったとたんに飛ばされて、台所のレンジのところに腰をぶつけていたんです。「大丈夫?」って聞いたら、「大丈夫」って言ったけれど起きあがれないような感じでした。
食器戸棚とかがいっぱいあるんだけれども、5月に大きい地震があったときに、これが倒れたら危ないなと思って、ヒートン(ネジ)を戸棚につけて、壁の柱みたいになっているところに、全部たこ糸でくっつけていたんです。たったそれだけなんですけれども、倒れなくてすみました。やっていてほんとうに良かったなと思います。