「震災訓練の後にやってきた集中豪雨」

平成17年台風第14号(平成17年9月)

震災訓練の後にやってきた集中豪雨
~ラッキーではなく、タイムリー~

(杉並区 40代 男性)

うちの小学校では、12年前ぐらいに「おやじの会」というのが作られて、それからずっと毎年夏に防災をテーマにした形のキャンプをやっています。そのほかにも、地域の方々と合同で防災訓練等を企画していますが、どちらかというと火事とか地震がテーマです。

「防災倉庫の中には何がある?」から始まって、「倉庫の中にテントがあるからそのテントを借りてキャンプをしよう」、「キャンプをするときのテーマを何にしようか」、「自分たちで火を起こしてみよう」、「水をろ過してみよう」というように、いろんなことをちょっと遊び感覚でやってきました。

集中豪雨のあった日も、朝から校長先生たちと打合せをしたり、簡易トイレやリヤカーの組み立てを「こうやれば簡単にできるね」とか、「ここは問題だろう」なんて言いながらやって、訓練に備えていました。

で、訓練が無事終わった後は、ただのおやじに戻りまして、「お疲れさま!」でもって、みんなでお酒を飲んでいたわけです。まさかその日に水害に遭うなんて、だれも思っていませんでした。ラッキーではなくてタイムリー、そういう感じですね。

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.