「保険がおりない天災での被害」

霧島山(新燃岳)の噴火(平成23年1月)

保険がおりない天災での被害
~保険特約に入っておらず約10万円を自己負担~

(小林市 30代 男性 自動車販売業)

新燃岳から近い位置にあるため、灰よりも噴石の被害が甚大で、噴火から2日で約300枚のガラスを手配しました。ガラスの交換作業はそんなにあるものではないので、社内だけでは追いつかず、他県にも応援を要請しました。全ての車のガラスを交換するまでかかった期間はおよそ1ヵ月。その間は、お客様への代車の手配などの業務も加わりますから、通常では考えられないほど忙しい日々が続きました。

ガラスの値段は、軽自動車で約10万円。天災では特約に入っていない限り、保険がおりません。ガラスにヒビが入ると車検を通すことが出来ないので、交換は絶対なんですね。車が無いと移動が困難な地域ですから、お客様にとっては痛い出費になりました。

お客様の中には、次の噴火に備えてカバーなどの保護具を購入される方もいらっしゃいました。

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