「鹿児島から来た作業車のおかげで、すぐに使えた主要道路」

霧島山(新燃岳)の噴火(平成23年1月)

鹿児島から来た作業車のおかげで、すぐに使えた主要道路
~受けた恩を東日本の被災地へ~

(都城市 60代 男性 運転教習所職員)

私は職場まで電車で通勤しとるんですが、レールの上に灰が溜まってしまったもんで、帰りの電車が不通になってしまったんですよ。幸い、道路は鹿児島からの作業車がいち早く駆けつけてくれて使える状態でしたから、車で迎えに来てもらったりして無事に帰ることができました。

あの時は鹿児島からの作業車や、ボランティアの人たちの助けが大きかったですね。あの助けがなかったら、ここら辺の主要な道路はしばらく使えなかったかも知れんですからね。

受けた恩っていうのは忘れられないもんで、東日本の震災の時はうちからも職員が3人、復興支援隊として自主的にボランティアに行ったんですよ。

今回の噴火で学んだことは、災害では常に最悪のことを想定しておかないといけないということ。今まで起きなかったから大丈夫っちゅう考えでは、まさかの事態に行動が起こせんとですよ。

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