「100メートル以内、すぐに行ける避難場所が欲しい」

福岡水害(平成15年7月)

100メートル以内、すぐに行ける避難場所が欲しい
~近くのアパートやビルを事前に指定~

(福岡市 60代 男性 消防団員)

避難場所が指定されとっても、大水の場合は、そこの場所に避難する途中で危険箇所がたくさんあるというのが問題ですね。

早い段階で避難場所に行ってもらえればこちらもだいぶ助かるんだけれど、実際には水が出てからあわててという人が多い。だから、500メートルも600メートルも歩いて避難するんじゃなくて、100メートル範囲内で避難できるようなアパートとかビルなどを避難場所として自治体が要請するというような、きめ細やかな避難場所の設置がこれからは必要だと思いますね。

何も知らないところにいきなり避難してって言われても困っちゃうけど、前々からそういうことが決まっていれば問題ないと思います。水害はいっときの間ですからね。水が引いてきれいに洗い流したら、「ここんところまで水が来たと?」っていう感じ。

だから、ほんの数時間、安全な場所に避難することが重要なんだと思います。

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